ちょっと変わっているリーグ運営(東京新大学の続き)

  • Mr.black
    2022年09月29日 15:56 visibility397

前回からの続きです。

一部不確実な内容がありますが、ご了承ください。誤りがあった場合はご指摘いただければ幸いです。

 

日帰り弾丸ツアーで訪問した「東京新大学野球連盟」の1部リーグ戦。 しかしこの日の第二試合が長引いた為、第三試合は観戦出来ませんでした。

そのカードは「杏林大ー駿河台大戦」。

 

 

1塁側:杏林(きょうりん)大

 

医療系メインの大学ですね。

1部と2部を行き来することが多い学校です。どこのリーグにもこういうチームがあり、それら全て「1部定着」が目標になっていると思います。

 

ところでこのリーグはユニフォームを2パターン作り、その試合で陣取るベンチが1塁側か3塁側かによって明確に分けているチームが複数あります。この手法を取っているリーグは比較的珍しいです。

通常1塁側ベンチの時は白ユニ、3塁側ベンチの時はカラーユニにしているケースが多いのですが、杏林大は上の写真のように1塁側にも関わらず赤と濃紺のカラーユニを着用しています。これは初めて見るパターンで、もしかしたら杏林は2種類ともカラーユニなのか、あるいは1種類しかないのかもしれません。生憎この点はよそ者の私には分かりません。

 

胸マークは筆記体で「Kyorin」。

左胸の上部と帽子にロゴマーク。(三角のようなマーク。)

 

 

3塁側:駿河台大。略称は「駿大(すんだい)」です。

 

ここも1部と2部を行き来していたのですが、近年は1部にいることが多いようです。

3塁側なので水色と白のツートンユニ着用。サブカラーは青。

左胸にロゴマーク。

 

ところで昨今「正規の校章」と「新設のロゴ」を併用する大学と、新しいロゴを正規の校章に変更する大学があります。どこがどうなのかは把握出来ていませんが。(汗)

 

この試合は1-0で駿大の勝ち。これで1勝1敗。そして翌日の第3戦も駿大が勝って勝ち点をゲットしたようです。

大学リーグ戦では5位と6位とでは大違い。5位だと残留確定ですが、6位だとリーグ戦終了後「入替戦」に臨まなければならず、そこで敗れれば下部に降格ですからね。

駿大にとっては大きな勝ち点。逆に杏林にとっては痛い敗戦です。

 

 

ところで、このリーグは1塁側と3塁側とでユニフォームを使い分けする以外にも他のリーグと異なる運営が散見できます。

それは監督の背番号。

 

 

通常どこのリーグも監督の背番号は決められているのですが、東京新大学リーグだけは明確に決められていないらしいのです。

今回見た中では上2枚のように「50」番をつけている監督が多かったのですが、「51」「52」「53」などをつけている監督もいるようです。

実はうっかりチェック漏れしてしまったのですが、創価大の監督が「52」番だったように思います。

 

 

ちなみに上は杏林大の試合前の様子ですが、「51」番の人がノックをしようとしていました。この人が監督なのか、コーチなのかは観戦していないので不明です。

更にこのリーグではキャプテンの背番号も明確な決まりはないようです。

関西圏にあるリーグだったら何度も行って確認したいのですが、これは私には不可能です。

 

 

「他のリーグに比べて新規加盟のハードルが低い」とも言われている東京新大学。

その為なのでしょう。現時点では関東圏で最多の加盟校数となっています。

リーグ名に「新」と付いているのですから、これからも既成概念に囚われない運営をして欲しいものです。

 

次回が最後。恒例の球場レポートです。

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