強豪校の底力と執念(神宮大会関東代表決定戦:創価大ー筑波大戦)

  • Mr.black
    2022年11月09日 12:39 visibility411

前回の続きです。

横浜スタジアムで開催されている明治神宮野球大会関東地区代表決定戦の初日第二試合は「創価大ー筑波大戦」。

 

1塁側:創価大(東京新大学リーグ2位)

 

 

今年の9月にここのリーグ戦を観戦したのですが、その頃の創価大は低迷気味。

私の観戦日は東京国際大に勝ちましたが、翌日の試合に敗れて勝ち点を奪われる状況。この時点で暫定4位にまで落ちていたので正直「ハマスタへは共栄大が行く」と思っていました。

しかしその後挽回して共栄大との直接対決を制し、2位に滑り込んできたのです。驚きましたし、「底力と執念」を感じました。

 

紺と白のツートンユニ。

胸マークは「SOKA」。

 

東京新大学リーグはユニを2パターン使用しているチームが多いのですが、創価大はこのデザインしか見たことがないので、もしかしたら1パターンしか使っていないのかもしれません。

 

 

3塁側:筑波大(首都リーグ2位)

 

個人的な今回最大のお目当てはこの大学でした。

数年前に首都リーグを観戦した時、第二試合に筑波大が出てきたのですが、その試合直前に急な凄い雷雨で中止になってしまったのです。

国立大でありながら強豪が多い首都リーグ1部の中で健闘している筑波大。前回のリベンジで是非とも観戦したかったのです。

 

 

ユニは2パターン使用しており、前回見た時は白ユニでしたが今回は水色と白のツートンユニ着用。マークは左胸に校章、その下に小さく「TSUKUBA」。

校章がメインになっているユニは大学野球では比較的珍しいデザインです。こちらがおそらくセカンドユニなのでしょう。

 

 

↑ 参考までに上が前回見た時の筑波大。(2019年の春季リーグ時)

 

 

試合は創価大が2本のソロHRで2点奪い、優位に立ちます。(写真は先制HRの様子。)

更に中盤にも2点追加し、4-0に。

 

 

 

追い詰められた筑波大は9回裏一気に反撃。

2点返して更に2死1塁であわや同点HRかという大きな当たりがレフトへ。しかし、これが惜しくもファールになり、最後はキャッチャーフライで試合終了。4-2で創価大の勝利。

 

 

ご覧のようにヒット数では筑波大の方が多かったのですが、 最後のレフトポール際へのファールと言い、キャッチャーフライがバックネットギリギリで捕球されたことと言い、「底力と執念、更に勝ち運が創価大についた」ようにも感じました。

 一時はリーグ戦2位すら危なかったチームがここまでたどり着く。はたして最終結果はどうなるでしょうか?

創価大の次戦(2回戦)の相手は神奈川リーグ1位の桐蔭横浜大です。

 

 

惜しくも敗れた筑波大。しかしながら個々の選手のポテンシャルは高く、チーム全体としてもよく鍛えられていると感じました。来年以降の健闘を祈っています。機会があればまたリーグ戦でも観戦したいものです。

 

↓ 筑波大の応援席。学ランを着た女子も数名いました。応援団も段々男女の垣根が無くなりつつありますね。

 

 

しかしながらこの季節の夕暮れ時は寒いですね。

根性試しの第三試合は次回で。

「震えて待て」←待つのはあんた自身でしょ(冷汗)。 

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