おめでとう山梨学院。～2023年春選抜高校野球～

第95回選抜高校野球大会・決勝 山梨学院 7－3 報徳学園

報徳 000200010 3
山学 00007000Ｘ 7

【山】林
【報】間木-今朝丸-星山
【本】佐仲（山）

　この日はリアタイTV観戦出来てラッキーだった♪。

　4回表に林投手のボーク等で先制点をあげられてしまった時は嫌な予感がしたが、5回裏にそれを吹き飛ばす見事な集中打で一挙7点。
　8回表には報徳1死一、三塁になるも1失点で抑えて9回表、3者凡退で試合終了。

　元広島投手の今村猛氏(清峰で2009年にセンバツ優勝)も自宅でTV観戦していたそう。
「本当に持っている方だと思います。長崎でも山梨でも初優勝をされて高校野球史に残る監督になったと思います。偉人になりました」「追われるのは大変だと思いますが、これから頑張って欲しいです」

　異なる2校で全国優勝した監督は原貢監督(三池工、東海大相模)、木内幸男監督(取手二、常総学院)、上甲正典監督(宇和島東、済美)に次ぎ4人目。
センバツだけの2校Vは上甲監督に次ぎ2人目。異なる県で優勝したのは原監督以来2人目。

　異なる2つの県勢に初優勝をもたらしたのは吉田監督が初めてじゃなかろうか。2校を初出場で初優勝させたのは愛媛の上甲監督がいるけれども。

　山梨学院は1994年にセンバツ初出場していて(当時は名称が「山梨学院大付」)、吉田監督が就任したのが2013年だから“甲子園常連校”ではあった。ただ初戦敗退か2回戦負けのパターンが多く「平成の松商学園」化していたのが今大会では6試合(!)やって優勝。いつものチームとは違う粘り強さがあった。

　地元出身の選手は18人中4人だが、甲府駅前で号外が配られるなど大盛り上がりだった様で、山梨県民の皆さんおめでとう＼(^o^)/。