【非野球】秋のターフを駆け抜ける…?

  • 仲本
    2014年10月12日 20:55 visibility361

CSやってるので野球ネタがないわけではないのですが、せっかくの三連休なのでたまには違う話で。

昨日のローカルニュースでやっていた奈良・春日大社の秋の行事「鹿の角切り」を見物してきました。

成長した雄鹿は春から秋にかけて立派な角を伸ばします。鹿は秋になると発情期を迎え、ほっとくと雌獲得のために角を研いだりなんかして、奈良市民が安心して暮らせません(^^;

そんなわけで、この時期に鹿を取っ捕まえて角を切り落とす、というのを300年以上昔からやっていたそうです。


今では大半は麻酔銃で寝かしてから切るのですが、奈良公園の一角に角切り場というのがあって、選ばれた鹿は生け捕りにされて角を切られます。

…って、生け捕りするの
((((;゜Д゜)))


つーことで、鹿スタンバーイ。
草食系だからってなめんなよ!
(奈良公園の鹿は人慣れしてるとはいえ、基本野生です)
奈良の鹿がちょっと本気出して走ってるのも普段はなかなか見られないですね。


捕まえる人々。手前の旗竿を持ってる人が外壁のほうに鹿を追い込みます。
向こう正面で縄を持ってる人が投げ縄的なものを角に引っかけるのだそうな。

これも昔は素手で角を取りに行ったそうですよ

ひっかけてもすぐには捕まえず、鹿がちょっとスピードを緩めたところをねらって縄の端をもう一度取りに行きます。


鹿も毎年のことなんでそのうち空気を読んで捕まります(おとなしく捕まるとは言っていない)

で、まあ、そうこうしているうちに、


獲ったどー。

奈良の鹿は神の使いとされているので、角を切るほうも神官の格好をしています。ちなみにこの時期の角は成長が止まって血管も神経もないので切られても痛くないとのこと。

1回あたり合計3頭の角切りが見られます。所要時間はだいたい30分程度。まあイメージとしては鵜飼いとかイルカショーみたいなものです。

観覧料おとな1000円。ちょっと高いような気もしますが(  ̄▽ ̄)、天然記念物でもある鹿の保護のために使われているのでしょう。

今年は一応明日まで行われる予定ですが、荒天の場合は中止になります。









































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