秋季大会放浪記~愛媛・松山東

  • 仲本
    2014年10月26日 11:10 visibility255

今週末の予定は四国大会の組み合わせが決まるまで保留していた。


愛媛で一番の伝統校・松山東が夏の地方大会に続いて秋の愛媛大会でも準優勝し、四国大会出場を決めたのだ。今年の四国大会は香川で行われる。県の2位・3位校は大会初日の25日に試合が組まれることになっている。朝の第一試合はまず無理だが、昼からの試合であれば、あるいは…。



 

注目の組み合わせは第3試合、13時30分試合開始。対戦相手は鳴門高校と決まった。

 


新大阪9時18分発九州新幹線・さくら549号に乗って岡山へ。快速マリンライナー21号に乗り換えて高松着が11時17分。高松駅から試合会場のレグサムスタジアム(香川県営野球場)へのバスが11時45分に出る。バスは高松市中心部から西の郊外へ走ること約30分で、球場最寄りの「小坂・総合運動公園前」に到着する。

 



第三試合は予定より20分遅れて始まった。


 


1回の表、松山東の攻撃は内野ゴロ三つで三者凡退無得点。その裏の鳴門は先頭打者を四球で出すと、2番は送りバントを初球で決めて一死2塁。3番打者のライトライン際のフライでタッチアップ、3塁へ進んだ。



 













4番打者の当たりはショート左へのゴロ。一塁送球が本塁側にそれ、タッチにいった一塁手と打者走者が交錯。ボールがこぼれてその間に三塁走者ホームイン。

2回の裏も鳴門は二死ながら走者を2塁においてライト後方への飛球。追い方が怪しいな、と思って見ていると、グラブに当てながらこぼしてしまう。タイムリーエラー2つで松山東は二点を失った。

 












鳴門の先発はまだ1年生ながら今年の夏からエース級の活躍をした河野投手。甲子園のマウンドも踏んでいる。

 


3回表、松山東はセンター前に初安打を放ち、応援席から大きな拍手が上がる。なにしろ63年ぶりの四国大会出場という快挙とあって、OB・関係者など応援の数は多かった。バント失敗などがあって二死1塁。


ここで三塁線をゴロで破る当たり、定位置にいたレフトが打球に追いつくまでに時間がかかる間に1塁走者が一気に生還、打者走者も間一髪三塁を陥れる。さらにライト前クリーンヒットが飛び出して、2-2の同点に追いついた。

 












松山東の亀岡投手は2年生。こちらも夏の快進撃の立役者。なかなか評判がよかったエースが秋の新チームにも残ったのだが、この日は追い込んでからの決め球を見極められて、踏ん張りきれなかった。同点に追いついた3回の裏もヒット2本に四球2つで1点を失う。結局8回を完投したが、前半5回までに8安打3四球5失点だった。


 

松山東_002 000 000/2

鳴_門_111 020 00X/5


 













(おまけ。松山東スタンド。金網にしがみつくマネージャーさん)

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