社会人野球日本選手権〜同業他社には負けられない!

  • 仲本
    2014年11月09日 13:25 visibility360

さて、8日土曜日に行ってきた社会人野球日本選手権、第三試合は西濃運輸ー日本通運の対戦になりました。



会社の規模からいえばおそらくは日通のほうが大きいのでしょうが、西濃は今年の都市対抗優勝チーム、対する日通は都市対抗出場を逃しています。 今年の夏の高校野球に例えるならば大阪桐蔭に天理が勝てるかいっちゅう話です(うーんわかりにくい)。



応援席も西濃のほうが元気があり、これはそのまま企業の勢いなのか…、とか同業者対決にはいろんな妄想がはかどります。







西濃先発はベテランの佐伯投手。かなり下がったところから腕が出てきます。テイクバックが小さく、打者はタイミングがとりづらいかもしれません。



序盤は日通が押しぎみでした。1回は2番小甲が二塁打を放ちます。ドラフト指名選手の3番友永の打球はライトへ、二走はタッチアップで三塁を狙いますが好返球にあいタッチアウト。



3回も日通は二死2塁から三遊間をゴロで破るヒット。あまり当たりは強くないと見て本塁を狙いますが、ここも本塁クロスプレーでタッチアウト。



高校生の試合を見慣れている身からすると、社会人は内外野の肩の強さとスローイングの正確さが格段に違います。堅城崩れず。日通はチャンスをものにできません。







日通先発は大卒2年目と売り出し中の右腕・井口投手。ゆったりと足をあげて投げ込んできます。この日は切れがよかったようで、140km/h前後の直球で追い込んで変化球で空振りを奪う、という正攻法で三振がとれていました。



前の試合と違って走者を簡単にはホームに返さない締まった展開で、とうとう両軍無得点のまま9回に入ります。ここまで日通7安打、西濃2安打。



表の日通は一死からヒットの走者を出すものの、ここも後続なく無得点。



裏の西濃、先頭打者は打ち取られますが、続く4番・伊藤がライト線に大きな二塁打を放ちサヨナラの走者を出します。抑えられてきた西濃打線にあって、伊藤はこの日3安打。



敬遠の四球とヒット(二塁走者は3塁ストップ)で一死満塁。







続く打者は3ボール1ストライクから打って出ますが、つまった当たりのセカンドゴロ。前進守備のセカンドが本塁へ送球、三塁走者が封殺され、これで二死満塁。



そして、次の球。











やっちゃったよ…、



外角を狙った球がひっかかってワイルドピッチとなり、三塁走者が生還。サヨナラ暴投を球場で見たのは初めてかもしれません。



これが高校大会なら「井口熱投152球報われず!」となるところでしょうが、



社会人は甘くねえんだよ!(誰)



ということで、負けは負けとして、貴重な大一番を経験した井口投手には、来年頑張って日通を都市対抗に連れてきてほしいものです。




























































































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