地方大会放浪記~愛知つづき

  • 仲本
    2012年07月15日 21:28 visibility306






(こちらは安城南高校。東北楽天のような赤みの強いエンジ色が基調。胸マークは千葉ロッテのような筆記体で「Minami」、左胸にゴシック体で小さく「ANJO」)

球場に着くとスタメン発表も終えていて、いまやプレーボールを待つばかりとなっていた。

安城南は西三河、時習館は東三河の学校。春はどちらも地区予選を突破して県大会に進んだ。組み合わせに恵まれれば2つや3つ勝てるくらいの実力がありそうだ。



試合メモはこんな感じになる。



時習 00

安城 13

☆安城南、2回は安打と犠打野選でつかんだ無死1、2塁のチャンスから3点を追加。どうやら打線は安城南が一枚上、既に時習館はエースが降板。時習館打線は1~5番、7番に左打者を並べるが、安城南の左腕エースの前にいい当たりが出ていない。コールドゲームの可能性も出てきた。



時習 000 2

安城 130 2

☆4回の時習館は2死から適時打と押し出し四球で点差を詰めるが、安城南もその裏、先頭打者の死球からチャンスをつかむと単打3本を集中。再び点差を広げる。安城南も4回途中で投手交代。左投手から右投手へ。5回を終わって安打は時習館2、安城南11。



時習 000 201 0

安城 130 200 0

☆時習館6回一死2塁から遊ゴロ悪送球。一塁手がボールを弾いたのを見た二走が一気に本塁へ。タイミングはアウトと見たが追いタッチ。続く満塁は内野ゴロ併殺。7回二死満塁も三振で機を逸する。

安城南は6回二死満塁と攻めたてるも、一塁手が小フライを好捕、7回一死1塁から左越えの当たりも7-6-2の好返球にあい、一走が本塁寸前でアウト。後続も絶たれ追加点ならず。



時習 000 201 020/5

安城 130 200 00X/6

☆時習館8回、一死2、3塁から内野ゴロで1点。なお二死3塁で4番がセンター前に弾き返し1点差。9回は二死走者なしから一塁ゴロ。万事休すかと思われた打球が一塁ベースに当たり幸運なイレギュラーヒット。次打者四球で1、2塁とするも最後の打者は投ゴロに倒れる。



試合結果を見ると競った好ゲームのようだが、安城南は16安打14残塁、時習館も9安打15残塁とお互いに決めきれない試合でもあった。初戦ということで固さが出た結果かもしれない。安城南は前半の流れからすればもう少し楽に勝てる試合だったし、時習館も試合をひっくり返すチャンスは十分にあった。コールドゲームを見なくて済んだのはよかったが、夏の初戦は簡単にはいかないものだ。


















































 



(昨年夏はベスト16と躍進した時習館。今年の夏は初戦で姿を消す)

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