世界の野球から〜キューバvs南アフリカ

  • 仲本
    2015年09月01日 12:55 visibility520

連日の雨は秋雨前線の影響だそうで、今年は秋の訪れが早い日本列島。


この前の土曜日、10時試合開始の豊中ローズに10時20分に到着してみると、グラウンド整備の最中でした。おそらく近隣の野球部の子たちなのでしょう。

第1試合は南アフリカ−キューバの組み合わせ。1時間遅れの11時に試合が始まりました。キューバといえばアマチュア最強の称号を何度も勝ち取ってきた強国です。


どうせなら、赤!青!Cuba!!みたいなカラーユニフォームを見たかったのですが、この日は白基調のシュッとした感じでした。

初回のキューバの攻撃。一死からエラーで走者を出すと、ワイルドピッチで二進。次の投球後、捕手からの二塁牽制がセンターへ抜けて走者三塁へ。

打者四球で1、3塁から、一走がスタート、二塁送球の間に三走もスタート、ダブルスチールで先取点。

厳しい目で見れば捕手の判断やキャッチングがよければ防げた失点でした。日本では「扇の要」というたとえもあって捕手は重要視されますが、かの地ではなり手の少ない不人気なポジションなのかもしれません。


そうこうしているうちにお客さんもぼちぼち入ってきました。他の国の選手たちが「やっぱり日本人はベースボールが好きなんだなー。やっててよかったな、俺」と感じて帰ってもらうためにも、日本戦以外でどれだけ観客がいるかは個人的に気になっていたところ。自国の試合だけ見てよその試合は見向きもしない、では、野球大国の態度としてあまりにも寂しいですからね。おもてなしってやつですか(違


南アフリカも序盤はヒットが出ていましたが、キューバは3投手の継投で0に抑えます。キューバは連打こそあまりなかったものの、ヒットの当たりは痛烈そのもの。間違っても金属バットとか持たせてはいけません。

防戦一方の南アフリカ応援団からマウンドに向かって声が飛びます。
“come on, good pitcher!”
「自信持って投げろ」、なのか、「ドンドン来いやコラヽ(♯`Д´)ノ」なのか、とにかくこういう言い方をするんだね、というのがわかります。

RSA 000 000 000/0
CUB 102 112 00X/7


試合終了後。両軍向かい合って礼、なんてことはもちろんやりません。

南アフリカのユニフォームは胸の中央に小さく二段書きで「SOUTH AFRICA」。野球のユニフォームとしては変わり種です。































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