にわか花園日記

  • 仲本
    2016年01月02日 16:28 visibility224

というわけで、元日から行ってきました花園ラグビー場。毎年恒例の全国高校ラグビーが行われています。降ってわいたようなラグビー、というか五郎丸人気は、なんとネット流行語大賞までとってしまいました(!)。ほかに話題はないんかい!だいたい、マスコミは長いものに巻かれすぎやねん正味な話が。行ったらほかにもなんかあるやろしかし。

なぜか往年の横山やすしみたいになっていますが…、

 










































 

「…巻かれとるなあ、仲本君。」(西川きよし風)

この日は3回戦8試合が行われました。高校ラグビーでは立派なスタンドのある第1グラウンドだけでなく、第2・第3グラウンドも使用し、一日で各ステージの試合を消化してしまいます。だから佐賀工が勝ち残ってれば、試合は見られるんだよ!勘違いしないで!(謎ツン

 

一応、この日の目当ては佐賀工ではありませんでした。

 






























 

左の赤と黒のジャージーが京都・伏見工。冬の花園で優勝4回を誇る強豪で、ラグビーに詳しくない人でもここだけは知っているという人気チームです。京都大会を3年ぶりに勝ち抜いて花園に戻ってきました。1回戦・2回戦と勝ち上がり、迎えた3回戦は東海大仰星(大阪第1地区代表)との対戦となりました。

すでにニュースなどでご存知のとおり、伏見工は学校再編により今年の春から洛陽工と統合され、「京都工学院高」と名称が変わります。今大会、伏見工はノーシード。対する東海大仰星はシード校で、優勝候補の一角とされています。となればひょっとすると伏見工単独チームとしてはこの日が花園ラストゲームになるのではないか、というわけで、畑違いとは思いつつ出動したわけです。

 

開始早々、仰星は伏見工ゴールへ迫ります。右への攻撃が詰まると見るや、左方向ほぼ真横への大きなキック。これが絶妙の距離感で左のタッチラインぎりぎりへ飛び、落下点でつかんだ仰星選手がそのまま難なくインゴールへ。あんなにうまくいくものか、とあっけにとられていると、さらに立て続けに2トライを奪います。前半10分で17-0。伏見としては前半は我慢してついていきたいところでしたが苦しくなりました。

 


















 

(伏見工、つなげ→つなげ→つなげの横断幕。花園で数々の名勝負を生んだ伝統の展開力も、この日はほぼ封じられた)

伏見工は後半に入ってようやくトライを1本返しました。バックスへの展開から最後はゴール左隅へ。しかし試合の大勢へは影響なく、結局41-5で仰星が伏見を退けました。

 











(ノーサイド。後半ロスタイムは1分だったが、伏見工はボールを継続してさらに3分粘った)

花園の高校ラグビーは明日3日が準々決勝。今年は日程が変わって、準決勝が7日、決勝が11日となっています。お正月休みはなにかと忙しくて、という人でも、うまくやればもう一度観戦のチャンスがあるかも。

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