滋賀学園おまけ〜大いなるローカル線

  • 仲本
    2016年02月23日 21:35 visibility508


“こんにちは!
近江鉄道八日市駅・駅務掛の豊郷あかねです。
滋賀県の東部を走る近江鉄道は、総営業キロ59.5km。なんと、阪神電鉄さんよりも長いんですよ!”

というわけで、鉄道むすめ2路線目に入りました(苦笑)。

キャラクター設定を見ると、この子は「熱心な野球ファン」ということになっています。今どきよくできた娘さんです。

両手にビールを持っているのは球場にいるからではなく、近江鉄道が夏場に走らせている予約制の「ビール電車」のお手伝いをしているからです。

そんな彼女が勤めるとされている八日市駅、構内を見回してみると、


やったね!野球ネタだよ!
ちなみにあかねちゃん、獅子座生まれだそうです。いろいろとわかりやすい。

最近はどこへ出かけても、

日本は萌えキャラのためにあるのかー!
と叫びたいような状況ですが
(↑いろんな意味で自重しなさい)、ここでは意外に露出は控えめ。近江鉄道サイドとしては、むしろオリジナルキャラクターである「駅長がちゃこん」(1枚目の写真の足下にいるやつです)を推したいようでした。

八日市から一駅近江八幡の方へ戻ると新八日市駅です。初めて乗ったとき車窓から見て、「どこが新やねん!」と気になっていたところです。八日市との駅間は短く、歩いても10分弱で着いてしまいます。


駅正面はあいにく時間の都合で逆光になっていたので、ホームのほうに回ってみました。2階は前身の鉄道会社の本社事務所だったそうですが、今は老朽化が進んで上がれません。開業は大正時代にさかのぼる、知る人ぞ知る名物駅舎です。正直なところ赤字路線なので、建て替えもままならないという事情もありそうですが…。


駅舎内から改札口とホームを眺めます。某酒造メーカーの広告にでも出てきそうです。改札業務は平日の朝のみとのこと。近江八幡から八日市の区間は、休日の昼でも約30分間隔で列車がきます。


再び八日市駅前から、逆方向へまっすぐ延びる道を行くと、1キロほど先に市役所があります。こちらは新館で、隣の旧館はこれもなかなか凝った外観をもつ建物でした。天下に名高い近江商人の財力の名残りでしょうか。

このあたりは古くは蒲生野と呼ばれ、万葉集の有名な歌の舞台となっています。地名の通り古くから市が出て栄えた町でもあり、下調べをしておけばほかにも興味深いところはありそうです。もう少し暖かくなったら、野球ネタ抜きで訪れてみたいものです。

































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