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中京大中京、呪縛を解く。

(もうたくさんの人がこの話題を語っているが、きょうはやはり書かざるを得ない。)

20世紀の甲子園には「春夏連覇の呪い」というのがあった。
いわく、「春夏連覇を果たした学校はその後甲子園で優勝できない」というのだ。理由はわからない。結局、最後発の横浜高校がその後選抜大会に再び優勝していることだし、単なる迷信だったのだろう。しかし、中等野球から続く名門中の名門・中京大中京にして、この不思議な呪縛にはまっていた。

▽おなじみランニングスコア
日本文理_ 011 000 115  9
中京大中京 200 006 20X  10
会社が引けてからこれを見て、9回表に何があったか気にならないわけがない。ついさっきABC朝日放送のイニング動画を見終えたところだ。
まったく、野球は最後の最後まで分からないゲームだ。6点差を追う9回の攻撃は二者凡退。しかしここから日本文理の驚くべき反撃が始まった。
1番切手が四球で出、2番高橋(隼)左中間。3番武石ライト線、4番吉田がデッドボール。
「燃えよドラゴンズ」じゃあるまいし、ここへきて誰もアウトにならないではないか。この時点で6−10の4点差、二死1,3塁。それにしても文理打線のボールの見極めがすばらしい。
5番高橋(義)のフォアボールで満塁とし、6番投手・伊藤に回った。よくぞここまで回したものだ。最後の最後で甲子園の観衆を丸ごと味方につけるようなシーンが現れた。三遊間を抜き、二者を迎えてこれで10−8、二死1,2塁。同点のランナーまで出した。7番・代打石塚は初球をひっぱたいてこれもレフト前へ。二塁ランナー還ってとうとう1点差。書いていて疲れるぐらいの勢いである。
打者一巡、8番の若林の打球が中京三塁手・河合の正面をつくライナーとなり、とうとうこの回3つ目のアウト。ちょっとずれれば当然三塁ランナーホームイン、となったかもしれない当たりである。
中京大中京、雌伏43年を要し、ついに再びの頂点に手が届いた。


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