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夏が始まり終わる場所~奈良大会・佐藤薬品スタジアム

(この日は小雨交じりのあいにくの天気だった)

 

各チームのユニフォームが一覧できるので、甲子園の開会式中継は都合がつくときは見るようにしているが、地方大会も含めて球場で見たことは一度もなかった。甲子園は朝早くから並ぶのが大変そうだし、地方大会はどちらかといえば試合の組み合わせを見て球場に行くかどうかを決めていることが多いので、どうしても試合数の少なくなる開幕日はこれまで外していたのだ。

 

しかしたまには違ったこともやってみたいと思い、13日に開幕する奈良大会に足を運んでみた。

 

甲子園大会の完全コピーではないが、例の野球大会行進曲をベースにいくつかの曲に乗って選手がライト側から入場してくる。本塁手前を曲がり、三塁側をめぐってセンター方向から各校の所定の位置に整列する、というのは甲子園と似通っている。

 

橿原公苑は球場一塁側横にサブグラウンドがあるので選手の待機場所としても都合がよいのだろう。このあたり、全国の球場では場所の都合で形式を変えているところがあるかもしれない。地方大会開会式マニアの方の情報をお待ちしたい(もしいればの話だが)。

 

入場は日の丸・大会旗に続いて前年度優勝校・準優勝校、あとは組み合わせ順ということだ。今年の奈良は奈良大附属が先頭、続いて天理ということになる。奈良大会の優勝旗は深紅、準優勝旗は紫紺のようである。

 

各チームをいちいち紹介しているときりがないので画像は1枚だけ。こちらは二階堂・吉野・山辺・高円の4校で1チームを編成している。そのほか、ベンチ入り上限20名に満たないと思われる学校が5校。

 

今年の奈良は41校・38チームの参加となった。奈良も高校再編統合が進み、一部の学校は閉校になったり一昔前と校名が変わっていたりして、顔ぶれがずいぶん変わった。

 

(掲揚台に注目)

わたしもできるだけ夏の大会は「予選」という言葉を使わないようにしている。

 

開会式もほぼ甲子園の形式を踏襲しているのは、各地区1チームを除いてここが最後にして最大の大会だからだ。秋・春は人数不足で棄権しても、夏だけは一年生や助っ人を集めて出場してくるという学校すらある。

 

優勝チームが全国大会への出場権を獲得することになるがそれは結果であり、ここにたどり着くまでにも選手たちは大変な時間と努力を傾けている。自分が根性なしだからむしろよくわかる。予選という言葉で片づけてしまってはいろいろ見落としてしまうような気がするのだ。でないと地方大会バカなどやっていられない。

 

今年の夏の奈良大会が行われるのはここ一球場だけ。ほとんど全部の選手たちにとっては、夏が始まり終わる場所なのだ。

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