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富岡市蕨 花の里の彼岸花(非野球)

  • 舎人
    2011年10月03日 02:04 visibility2270






この週末は帰宅せず赴任先の群馬県内に残っていたのですが、せっかくの好天だったので、富岡市蕨にある「花の里」まで彼岸花を見に行ってきました。ここは藤の花が凄いと聞いていたのですが、彼岸花も凄いとの話で是非とも開花の季節に行ってみようと思っていました。例の“一面の◯◯”シリーズです。

なんだか宣伝をほとんどしていないらしく、どこにあるのか分かりません。かろうじてそれらしき場所にあてを絞り、車でグルグル回っていると、赤い手書きのカンバンで「彼岸花」とだけ書いてあります。そのカンバンの方向に進んでいくとどこにも入り口らしきものがありません。さらに迷う事しばらくすると、道路から少し離れた場所に掘っ建て小屋があって、その奥に赤い彼岸花の群生が見えます。どうやらここが「花の里」のようでした。








入り口で300円払って中に進むと傾斜地一面に彼岸花の赤い花がまるで絨毯のように広がっています。いままで彼岸花は色々な所で群生を見てきましたが、今までで一番凄い！圧倒されます。

群生の上には網の目のように藤の枝が生い茂っています。ここは藤棚になっているのです。その藤の咲かない季節にその下が彼岸花の咲く仕組みになっているようでした。

園内をおよそ30分かけてゆっくり巡りました。ヤブ蚊が凄かったので、準備を怠った私は少し刺されてしまいました。それでも傾斜地の上から見下ろす景観は痒さを忘れるほどでした。








5月の初旬、ここは傾斜地から垂れ下がった藤の花がまるでナイアガラの滝のようになるといいます。その傾斜地全てが藤の花で覆い尽くされる様は日本一とのこと。しかし、どうも手入れのほとんどを黒沢さんという84歳になるおじいさんがやっているらしく、あまり宣伝とか商売とかはやっていないらしい。

晴れた週末で正に見頃だというのに、私たち以外は数名しかいませんでした。しかも、途中からは貸切状態です。これだけのものがあまり人に知られずにあるなんてもったいないような、うれしいような・・今年間違いなくナンバーワンの“一面”です。

ここは彼岸花や藤の他にも福寿草やかたくりも凄いらしい。季節を変え次もまた来てみたいと思いました。








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