東京ヤクルト前半戦総括

  • spa
    2011年07月21日 09:52 visibility117


大方の予想を覆し、前半戦を首位で折り返す我が東京ヤクルトスワロ-ズ。

選手は去年と変わっていないのに今年なぜここまで躍進出来たのか?

特別な戦力を持たないヤクルトをチ-ム全体としてまとめあげた小川監督の手腕に他なりません。

「輪」「和」を重んじる小川監督は選手の持つ力をいかにして最大限に発揮させるか、
言ってみればなでしこジャパンの佐々木監督に野球界で一番近いのは小川監督ではないでしょうか?

甲子園の大スタ-だった荒木大輔コ-チと選手として決して一流選手とは言い難かった佐藤真一コ-チのベンチワ-クの良さも小川監督の存在あればこそだと思います。

今思い起こすと高田前監督は確かに浮いていた。

巨人の大スタ-だった高田さんに対して選手も首脳陣もどこかで外様扱いというか気を使っていた面があり、知らず知らずにヤクルト球団特有のコミュニケ-ションが失われていたのが成績不振→途中解任という結果に繋がったのだと思います。

去年途中から監督代行として小川さんは指揮を取ってから今日に至るまで、
「全員野球」で戦うことを実践しているだけで、原監督なんかもよく使う言葉ですが、実際に選手が己を捨ててチ-ムの為に撤することが出来る環境がヤクルトにはあって巨人にはないということでしょう。

まぁ私は開幕前からヤクルトの躍進は予想してましたし(笑)
今の位置にヤクルトがいることについては想定内です。

ただ予想外だったのは三強といわれていた中・神・巨の勝ち星が延びてこないことは意外でした。

中日・阪神が同率二位で並んでますが、8ゲ-ム差つけたというのはちょっと出来過ぎです。

まぁ周りを気にせずあくまでも自球団の貯金を一つづつ増やしていく感覚で戦っていけばおのずとその時を迎えられるのではと思いますね。

ヤクルトの場合、誰か一人を挙げて前半戦のMVPはコイツだ! というような表現は適切ではない。

試合に出ている全員の力である。

なんだか高校野球のようですが(笑)
高校野球でいえば巨人や阪神は私立でヤクルトは公立。

今後も公立の戦い方で一戦一戦大事に戦っていって欲しいと思います。

とはいえ最大の功労者を挙げるならやはり相川かな。

宮本が身体を張って若手を引っ張り、石川・館山・林昌勇という中心となるべき投手は期待とおりの働きを示し、バ-ネットはまさに期待以上!

しかし相川が正捕手でなかったらこの位置にヤクルトはいないと思いますね。

若い投手陣の力を最大限に発揮させる能力は古田には及ばないにしても、古田に近づく存在に相川はなりつつあると言っても言い過ぎではないと思います。

故障を抱えての出場が続いてるのでオ-ルスタ-期間中にゆっくり休んで欲しかったのですが、オ-ルスタ-に選出されてるのか(苦笑)

後半戦は村中と由規が戻ってきてますます歯車は噛み合ってくるでしょう。

私は嫁にこう言った

「10月は忙しくなる。家庭人として戦力にならなくなるかも知れないが宜しく」

「あ、そう」

と軽く鼻で笑われました(笑)


10年ぶりの栄冠へ

後半戦が待ち遠しいです。




spanky
































































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