日本一心 COMPLEX

あぁ この感動・・・

どう表現したら皆さんに伝わるのだろうか?

オ-プニングSEが流れる

吉川晃司と布袋寅泰が左右それぞれのステ-ジから現われゆっくり中央へと歩んでいく

中央ステ-ジで歩を止めた二人ががっちりと握手をした

五万人の大観衆から地鳴りのような歓声が沸き起こる

私はその瞬間、目から涙がこぼれ落ちました ← マジ

1990年に解散してから21年、東日本大震災により多大な被害を受けた人達だけの為に二人は再び手を取り合った

このライブの全収益を義援金として被災地へ贈る復興支援コンサ-トとして7/30.31の二日間限定で復活したCOMPLEXのライブに行ってきました。

「COMPLEX」とは劣等感という意味だと多くの方はとらえているが､実は「複合体」という意味も持つ。

二つ以上のものが複合して一つになるというもの

まさにこのライブの意義そのものだと私は思った。

21年前、互いの若さゆえか疾走感溢れる二枚の作品とともに活動休止にまでも突っ走ってしまった二人が、今この時にどんなステ-ジを見せるのか?

懐かしさ溢れるノスタルジックなステ-ジではなく、まるでずっと活動を続けていたかのような自然なステ-ジでした。

21年前より激しく、
そして円熟味を増した歌と演奏・・・

布袋はやはりボ-カリストの横でギタ-を弾く方が似合ってると思ったし、
布袋の横で歌って絵になる男はやはり吉川なんだなと思った・・・

もう一人の絵になる男、氷室とは残念ながら心一つになれなかったが、吉川と布袋は間違いなく一つになっていた。

かつては意地とプライドの為にやり合っていた二人が、今は同じ志を持ち、被災地を思い、被災者を思い、復興を心から願っているとステ-ジを見て感じました。

COMPLEXとしての活動予定は今後一切ないというが、やはりまたいつかやって貰いたい。

仮にもうやらないとしても、私の中の21年前の空白は埋まりました。


そんなステ-ジでした。





spanky