そして、本物のボクシングへ

  • spa
    2013年12月07日 01:13 visibility217

亀田大毅の
「負けても防衛事件」は、ボクシングを知らない一般の方にも広い影響力を及ぼしてしまった。


ボクシングを知らないからこそ、今回の騒動は世間のボクシングに対する印象を著しく下げたことと思います。


今夜(もう昨日)は、ロンドン五輪金メダリスト・村田諒太のプロ転向第2戦と、WBCフライ級チャンピオン・八重樫東の世界タイトル防衛戦が行われました。


村田・八重樫には、亀田問題によって起きてしまったボクシングに対する悪い印象を試合内容で吹き飛ばして貰いたいと思いながら、僕も観ていました。


村田諒太はデビュー戦では見えなかった課題を浮き彫りにしつつも、やりにくい相手を見事にストップ勝ちへ持ち込んだ。


八重樫東は、エドガル・ソーサというかつての名王者を見事なスピードで封印した。


村田の試合も良かったけれど、特に八重樫の試合は惚れ惚れする程に美しい試合だったと思う。


村田のような迫力あるKOを観たかったファンには物足りなく思ったかも知れないが、八重樫は自在なフットワークで、まさに空間を支配していました。


出入りの速さもさることながら、相手の周囲を縦横無尽に回りながら、相手が出てくる瞬間を抑えて左フック、右ストレートを自在に合わせる技術はかつての八重樫にはなかった技術ですね。


あのソーサにこんな負け方をさせる選手は、世界を見渡してもそうはいません。


去年敗れた井岡一翔とも、今やればまた分からないくらい、八重樫も成長していますね。


ボクシングに詳しくない人でも、この日の八重樫や村田のボクシングは亀田の試合とは違うなと思ったはずです。


どうか、キャラクターだけの色物ボクサーではなく、
本物のボクシングを観て、ボクシングの素晴らしさを一人でも多くの人に感じて貰いたいと切に願います。


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NO !


I love boxing !














以上です

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