井上尚弥の明日はどっちだ?

  • spa
    2016年09月08日 09:31 visibility429

ちょっとボクシングの話を。


先日、WBO世界スーパーフライ級チャンピオンの井上尚弥が世界ランク1位の挑戦者を相手に防衛戦を行い、KO勝ちしました。


僕はテレビでこの試合を観てましたが、井上は明らかに拳を痛めたなって感じの戦い方。パンチに体重も乗ってなかったし、今後に不安を残す内容だったと思います。試合自体は圧勝でしたけど、これから更なるビッグネ―ムと戦っていくつもりならば、まずは拳や腰のケアを重点的にやって貰いたい。この試合でも拳を庇った打ち方だったので、いつもの爆発力が鳴りを潜めていた。
井上のスピード、タイミングの取り方などは世界でも最高水準なのだから、その能力を100%発揮出来るコンディションを常に求めて貰いたいですね。


さて、今、井上が主戦場にしているスーパーフライ級の世界市場はなかなか熱い。WBOがこの井上、そしてWBAは日本の河野公平を破ったルイス・コンセプシオンが新チャンピオンになった。今のボクシング界は世界タイトルが乱立している関係で、各チャンピオン達も自分の実力を証明、そしてより高い報酬を得る為に他団体のチャンピオンとの王座統一戦に臨むケ―スが増えてきている。かねてから井上も他団体チャンプとの統一戦を希望しており、コンセプシオン側も報酬次第では井上との対戦に前向きだという。2人の統一戦が実現すれば、スピードに勝る井上が鮮やかなKOで、2本のベルトを統一出来るのではないでしょうか。


また、井上の所属ジム会長の大橋さんが、日曜日にカリフォルニアで行われる、WBCのタイトルマッチに井上を連れて現地視察しに行くと発表。その試合の勝者と早速交渉に入り、年内の王座統一戦を目指すという。


そのWBCのタイトルマッチ。チャンピオンのカルロス・クアドラスに、4階級制覇を賭けたロ―マン・ゴンサレスが挑む一戦は、世界中のボクシングファンが注目しているカ―ドです。





コンセプシオンがWBAタイトルを獲る前にクアドラスのWBCタイトルに挑んだ事があり、コンセプシオンを寄せ付けず完勝したのが、このクアドラス。挑戦者のロ―マン・ゴンサレスは日本で新井田豊や八重樫東を倒し、近年は本場アメリカのリングで圧倒的な勝利を積み重ねている、今や歴史上を見ても最強との評価すらある怪物ボクサー。
この試合、予想ではロマゴン有利と言われているがクアドラスのテクニックも侮れない。ロマゴンを苦しめられそうな数少ないボクサーの一人がクアドラスだと思います。それでも最終的にはロマゴンがクアドラスを捕らえるとは思いますが、興味をそそる世界的なビッグマッチには違いない。


国外で試合した事のない井上ですが、動画配信などで井上の強さも世界中に知れ渡っている。クアドラス、ロマゴンの勝者と井上の試合がもし実現するとしたら、本当の意味で井上が世界に飛び出す一戦になる事でしょう。


いやぁ、マニアックに書いちゃったな~
ラボ住人には、なんのこっちゃ?ですよね(笑)


















spa
















































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