さすが金メダリスト！

村田諒太


強すぎます！


村田のデビュー戦の相手に選ばれた柴田明雄は現役の東洋太平洋ミドル級チャンピオン。


世界的に層の厚いミドル級という階級で、確かに柴田は世界タイトルを狙えるような選手ではありませんが、ですがその実力は日本はもちろん、アジア圏内でもトップクラスの実力を持った確かなボクサーです。


そんな柴田にプロデビュー戦の男が何もさせずに圧倒してしまう…


ゲスト解説の香川照之さんも言ってましたが、常識ではあり得ないことです！


柴田が弱いんじゃなく、村田が強いんです。


柴田は距離を取って、動きながらパンチを当てて村田のリズムを狂わせたかったはずですが、開始３秒でいきなり届く村田の右…


どうしてあんな簡単に距離を潰せるのだろうか？


踏み込みが速いとか、パンチにモーションがないだとか、理由を挙げればあるんでしょうが、何よりもあれは天性のモノかなと思いました。


もしくは野生の勘といいますか…


ボクシングには、アマチュア出身のボクサーがプロに転向する際にありがちな面として、打たれ弱さがあります。


やはり試合でヘッドギアがあるのとないのとではエライ違いで、当然グローブもプロの方が薄い。


ヘッドギアに慣れてるアマチュア出身のボクサーは、そのギャップに苦しむ選手が多いんですが、村田にとってプロのリングは逆に自分の力がさらに発揮しやすくなった感すら受けました。


僕はパワーはともかくスピードは柴田の方が上かなと思ってたんですが、スピードも村田の方が上回り、当然パワーは格段に村田が上。


しかも村田は身体がゴツく、首も太いので耐久力も兼ね備えています。


スタミナだけはまだ未知数ですが、このまま順調にキャリアを積んでいけば、いずれミドル級でも世界タイトルを獲れるんじゃないかと思いました。


柴田にこんな勝ち方をしてしまうんですから、もうアジアでは敵を探す方が難しいですね。


今回、テレビや報道では柴田明雄をミドル級で日本最強のボクサーと紹介されてましたが、ミドル級の日本人最強は大阪の石田順裕です。


石田はワールドレベルの選手で、ややピークは越えた感もありますが、石田本人も村田と戦いたいと名乗りを挙げているし、村田の今後の為にも次戦の相手に石田は最適かと思います。


ていうか、石田くらいしか村田と戦える選手が日本にはいないともいえますが(苦笑)


いや～


とにかく村田は凄かった…



参りました！















spa