不思議な現象

私の周りには嫁をはじめ心霊・超常現象論者が多い。

宇宙人はいる。
UFOを見た。
金縛りにあった。

等々・・・

TVで心霊番組をやる時は
「一人で見ると怖いから早く帰ってきて」とあらかじめ嫁に言われます・・・

怖いなら見なければいいだろと言いたいところですが、怖いもの見たさというやつでしょう。

先日、霊感が強いという嫁の友人が、
「この家(我が家)に悪い霊はいないけど、●●さん(嫁)と旦那さんが外から良くない霊を持ってきてしまいやすいと神が言っています。念の為、玄関前に塩を盛っておく事をお薦めするわ」と言われたそうです(汗)

翌日から我が家の玄関横には小皿に盛られた塩が置かれ、帰宅時は両肩に塩を振ってから家に入ってくるようにと嫁から言われています(苦笑)

かつて男闘呼組の高橋和也が
「宇宙人と出会った。宇宙へと続いている見えない階段を俺は登って行った」と真顔で語っていました。

ラリっていたのでしょうか?(爆)

そんな心霊・超常現象を信じていない私ですが、
もしかしたら? と思った事が一度だけあります。

今から20年近く前の話でしょうか・・・

中学時代にY君という男がいました。

私とY君は一度も同じクラスになった事もなく、部活も違っていた。
別に仲は悪くなかったが仲良しという事もなく、ただ学校が一緒だったという顔見知り程度の仲。
中学卒業後は近所でたまにすれ違ったりした時は軽く手を挙げたりしていたが、特にY君と私は関心を持ち合うような仲ではなかった。

やがて私は隣町に引っ越した。

高校を卒業した頃でしょうか、
ある日、どんな内容だったかは忘れましたが、Y君が急に私の夢の中に出てきました。
目覚めた時、もう存在さえ忘れかけていたYがなんで私の夢に出てきたのだろう?と不思議な気持ちになったのを覚えています。

ま、そんな事もすぐに忘れてしまいましたが・・・

それから数週間後、中学時代の友人と食事をした時に何気なくその話をしたら、その友人が青ざめた顔をして私に言ってきました。

友人「お前知らないの?」

私「何を?」

友人「あいつ死んだんだよ、心臓発作で」

私「えっ! いつ!?」

友人「確か・・・三週間前じゃないかな」

私「・・・」

Y君の死と私が見た夢、
確かに偶然かも知れません。

ですが、Y君は自分が亡くなる前に、俺の事を忘れないでくれとみんなの所を回ったのではないかと私は思っております。

不思議な現象、言葉や理屈では説明出来ない事が世の中にはあるんだなと思いました。

だからといって宇宙人がいるとは思っていないし、UFOなど焼きそばだけで充分です。

ただ、今でもあの時のY君の事だけは、もしかしたら心霊だったのかもと思っています。



異常です。