2大世界戦

  • spa
    2018年04月18日 18:21 visibility259

15日、横浜アリーナで村田諒太と比嘉大吾の防衛戦が行われましたね。

 

 

日本人2人目のミドル級世界チャンピオンの村田が、日本人初となるミドル級でのタイトル防衛なるか。そして、日本記録タイの連続KO15連勝中の比嘉が新記録の16連続KOなるか。それぞれに注目が集まった2大タイトルマッチだった訳ですが・・・

 

 

まず村田の防衛戦を語りますと。挑戦者のブランダムラですか、世界ランク6位の欧州ミドル級チャンピオンという肩書きでしたが、村田とはパワーの差があり過ぎましたね。スピードもテクニックもそこそこ。世界6位という肩書きは過大評価で、実際は世界20位くらいの実力だなと思いました。

ただ、そうは言ってもそのレベルの選手を危なげなくきっちりと倒した村田は評価しても良いと思います。本人も言ってましたが、これから更なるビッグネームとの対戦に向けて、順調に階段を登る試合が出来たと思いますね。

 

 

さて、比嘉の試合ですが・・・

 

 

こちらも大きなニュースにもなってしまいましたが、比嘉がフライ級のリミットまで体重を作れず、計量失敗でタイトルを剥奪されてしまいました。これは日本人世界チャンピオンでは歴史上初めての出来事です。よって、この試合は前チャンピオンとなった比嘉が勝っても王座は空位のまま。挑戦者のロサレスが勝てばもちろん新チャンピオンとなる変則ルールで試合が挙行されました。先月のネリvs山中戦と同じですね。

 

 

ただね。もともと比嘉は減量苦が伝えられており、早くフライ級から階級を上げたがっていたんですよね・・・

比嘉のあの胸囲はフライ級の身体じゃない、もちろん計量に失敗した比嘉の責任は重大ですが、だからといって早々と減量を諦め、楽に体重を重め残しにして試合をしたネリと今回の比嘉を同列に語るのは違うと思う。比嘉は極限まで減量し、それでもどうしても落ちなかった。だから何?と言われますけど、今回の汚名を盾に比嘉の将来を潰すような流れにはなって欲しくないですね。

試合の方は相手のロサレスも強かったし、コンディションがガタガタの中、比嘉も必死にやってました。お互いにベストの状態であれば比嘉にも勝機は充分にありましたが、今回の比嘉はパンチに力感が無かったですね、インパクトが弱くてロサレスにダメージを与えるまでには至らず、敗色濃厚な状態になった時、比嘉陣営からタオルが舞いました・・・

 

 

未来ある22歳の若者ですから、しかるべきペナルティーを受けた後は、適正なクラスに転向してまた思う存分暴れて欲しいですね。個人的には2階級上げても良いと思う。スーパーフライ級でも減量苦からは解放されないと思うし、2つ上のバンタム級くらいが今の比嘉の適正なクラスなんじゃないかと思いますが、ここは具志堅さんはじめ、陣営の判断は大きいと思いますよ。

 

 

まぁ、確かに比嘉は今回失敗しちゃいましたけど、明るく乗り越えて欲しいですね。こんな事もあったなと後から思える様なボクサー人生を送って欲しいと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

spa

 

 

 

 

 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。