LAS VEGAS MATCH 第一弾

  • spa
    2021年06月21日 22:03 visibility281

こんにちは、spaです。

 

 

奥川くん、ナイスP!

少しづつプロの階段を登ってる感がありますね。今はまだ、ちょっと過保護だなと思うくらい、高津監督に気を使われて登板後は充分に間隔を空けて貰っての登板が続いてますが、今年は幸いなことに先発陣も好調なので、このまま無理せず大事に育ててあげて欲しいですね。

しかしまぁ、チームはここまで貯金7ですよ!去年の体たらく&開幕前の前評判の低さからしたら、ここまでヤクルトが頑張ると思ってる人は少なかったでしょうね~

 

 

ま、僕もですが(笑)

 

 

さて。今回はちょっとボクシングの話を。

 

 

ボクシングの聖地ラスベガスで二週続けて日本人選手がビッグマッチをやります。

まずその第一弾、WBA・IBF世界バンタム級チャンピオンの井上尚弥が、IBF1位のマイケル・ダスマリナスを迎えての防衛戦を行いました。

無類の強さを見せる井上の評価は、もはや日本を飛び越えて世界のボクシングファンの知るところとなった。モンスターと呼ばれるこの日本人選手を一目見ようと、多くのボクシングファンがこの試合に足を運び、またはペイパービューを購入し、井上陣営にはこの試合では1億円のファイトマネーが約束されているという。

 

 

う~ん、夢がありますね(笑)

 

 

さて今回の挑戦者、マイケル・ダスマリナス。決して弱い選手ではないんですけど、試合の方は大方の予想通り、3RKOで井上が圧勝。

それにしても、あれだけ井上が圧倒してしまうと

 

 

「相手が弱かった」

 

 

とか言われちゃうんですかね。

 

 

長身サウスポー、ダスマリナスの武器は左ストレート。30勝(20KO)というレコードからも、その強打者ぶりが伺えると思います。ま、井上相手にその左が当たるかどうかは怪しいところでしたが、何かしらの策はあるはずで、一発でも入れば展開を変えられるだけの破壊力は秘めているなと僕は思っていました。

加えて、計量時の井上の身体が今一つ漲った感がないように見えたんです。肌ツヤも悪い感じがしたし、前より筋肉も少し削ぎ落とされてる感じで、これはいよいよ井上も減量がきついのかなと。身体も大きくなり、そろそろバンタム級のウエイト作るのも限界が近づいてきてるのは間違いないんだろうなと思った。

それに加え、やりにくい長身サウスポー・ダスマリナスの射程の長い左ストレートが伸びて、井上の苦戦はあるかもなという気持ちでWOWOWを観ていたのですが・・・・

 

 

しかしながら試合開始してすぐ、ダスマリナスの右ジャブに井上が左フックのカウンターを合わせたんです。

 

 

(あ。それ出来ちゃうんだ)

 

 

それ見て、そう思った(笑)

 

 

あまり専門的なことを難しく書くと読むのやめられそうなんでざっくり書きますけど(笑)

右構えと左構えではまず、周り方が違うんです。右構えの選手は前に出ている左でジャブを突きながら左周りをする。左構えの選手はそれの逆で、右ジャブを突きながら右周りをする。そうすることによって相手を自分の中に入れてしまえば、利き腕である方のストレートやアッパーが打ちやすくなるし、入りやすくなる。

逆にいうと自分が相手に外回りされてしまうと、自分の射程外に相手がいることになる。そうなると利き腕のパンチは遠くなって、まず当たらなくなってしまいます。

今回の井上vsダスマリナスのように右vs左であれば尚更、相手にセオリー通りの動きをさせず、自分がセオリー通りに動く事がとても重要になるんです。

 

 

そしてダスマリナスは定石通り、右ジャブを突きながら右周りをしようとしたところに、井上が左フックを被せたんです。

ダスマリナスはこれを間一髪でかわしたものの、その威力にびびってしまった模様。

まさか長身サウスポーで懐も深く、リーチもありスピードもある自分の右ジャブが、小柄な井上にいきなり左フックを合わせられるとは思わなかったのでしょう。

この一発が効いて、ダスマリナスは右周りが出来なくなりました。右ジャブを放つとそこに井上の左フックが飛んでくるので、容易にジャブを打てなくなってしまったんですね。

こうなってしまえばもう井上のペースで、言うなれば、もう自分の檻の中にダスマリナスを閉じ込めてしまったようなもので、あとはスピード、パワーに優る井上が、正面からのダスマリナスのパンチに気をつけながら、じわじわ行くだけという展開に。

ボクシングというのはいかにして自分の距離を作り、空間把握出来るかというのが何よりも大事なんですね。

 

 

試合の方は結局、左ボディーを効かせて、3ラウンドで井上はダスマリナスを仕留めてしまった。井上にとってはきっとスパーリングの延長程度の感じだったと思います。相手、世界1位でしたけどね(笑)

モンスターと呼ばれて久しい井上ですが、こうして用意周到に相手の芽を潰しているからこそのモンスターなんです。

 

 

今後の井上ですが、8月にドネアvsカシメロのWBC・WBOの統一戦があり、その勝者と井上が年内にもバンタム級の全てのベルトを懸けた真の王座統一戦が行われる手筈になってるみたいですね。

ドネアとカシメロ、どっちが勝ってもおかしくないくらい実力が拮抗しているので、こちらも興味深いですね。

 

 

来週はワシル・ロマチェンコvs中谷正義の試合も行われます。あのロマチェンコに中谷がとこまで食らいつくかが焦点になりそうですが、周りが言うほど一方的な試合にはならないんじゃないかと僕は思っています。

充分に中谷にもチャンスはあると思うので楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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