あのころの自分「スローなブギにしてくれ」

おはようございます。

篠山です。

ここ常陸の国水府地区も昨日と今日と少し蒸し暑い日が続いております。

昨日から春季高校野球関東大会が埼玉県の大宮と上尾で始まりました。

我が茨城県からは藤代高校（1位）、水戸商業（2位）が参戦しておりますが昨日水戸商業は山村学園（埼玉3位）

に5対6で逆転サヨナラ負け。

茨城県の決勝と同じような結末となってしまいました。

水戸商業はエース小林を最後まで引っ張っての敗戦。いや～速報でスコア観てたけど惜しかったな！

今日は藤代高校が桐光学園（神奈川2位）と対戦しますが桐光学園も昨日は東京農大三を11対2の7回コールドで勝っているので強豪です。

さて結果は以下に！

ところで最近昔読んだ本をフラッシュバックして読み返しております。

まず片岡義男の「スローなブギにしてくれ」

南佳孝の「モンローウオーク」がはやり水戸の旧ダイエー裏側にあった、こ洒落たＢarでソルティードックを飲みながら、マイルスのトランペットに耳を傾け酔いしれていたあの頃、なつかしさと青春の苦い思い出が蘇る。

当時片岡義男の世界にはまり20冊以上の蔵書はあるであろうか？

彼の小説に多々出てくるのは「バイク」そして、恋愛に絡めたストーリー展開と洒落た文章に言いまわしが好きだったな！

今は同じような小説を書いている喜多嶋隆にはまっている。

激しくタイヤがきしむ。すさまじい爆音。ハイウエイの両側の風景が後ろからぶっ飛んでゆく。

「ほっといてくれよ、俺一人で考えて、自分でちゃんとやるんだから」

非行のため高校を転向させられたスピード好きの少年と子猫の奇妙なやさしさを示す少女との不思議な出会い。

あまり知られてないが「スローなブギにしてくれ」は5短編集の中の一つである。

60近くになり若かりし頃読んだ本を読み返してみるものもたまには良いもんだ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり