第90回都市対抗北関東二次予選はまるでルーズベルトゲームだった!
-
篠山鳳明
2019年06月02日 22:38 visibility329
6月2日朝起きたらどんよりとした曇り空。
そろそろ此処日立の国水府地区も梅雨入りか?と思わせる天候でした。
自宅にこもり「スーパー銭湯」へ行って日ごろの疲れを取ろうか?
都市対抗北関東二次予選第一代表決定戦を日立公園市民野球場まで観戦に行くか?迷いましたが、やはり本来の社会人野球好きの変態魂が疼きだし、朝8時自宅を愛車のコルトプラスで出発。
R246を一路北上し日立公園市民球場へ到着したのが9;00頃でしたが、第一駐車場はすでに満車。
愛車を第二駐車場へ停めて坂を下り、日立公園市民野球場へ。
第一試合は第二代表準決勝エイジック(小山市)VS SUBARU(太田市)対決。
順当に行けばSUBARUの圧勝かと思われたが、これまでの戦いからエイジックもかなり良い戦いをしている今年から本格的に都市対抗予選に参戦してきた新鋭だ。
監督は元JFE東日本監督の青野さんが務め、コーチには元広島カープの梵英心がいる。
SUBARUといえども決して侮れない相手である。
試合は1回表エイジックが相手ミスを誘い無安打で先制するがSUBARUがすかさず3回裏に逆転し5回終了で4対2と2点リード。なんかいや~な雰囲気で試合が進んでいた。
エイナジックも連打で7回で追い付き、8回1点追加、9回は相手投手の押し出しもあり逆に3点リードで最終回のSUBARUの攻撃もランナーが出るが2アウト最後は空振り三振でゲームセットで試合終了。
下剋上が起きてしまった。
今回のSUBARUは投手力が不安定で阿部監督もやりくりに相当苦労していた。
核になるエースがいないのだ。
角田しかり、小野しかり、阿部しかり速の威力はあるが何かが足りないのだ。
この屈辱をばねに秋の日本選手権出場権獲得に向けて頑張って欲しい。
第二試合は北関東第一代表決定戦。
日本製鉄鹿島VS日立製作所のライバル同士の戦いだ。
お互い手の内を知り尽くすほど、知り尽くしている中なのだ。
ライバルであり好敵手である。
先発は鹿嶋市はエース玉置、日立もエース猿川とお互いこの一戦で代表権を獲得を目論んでいる。
試合は3回片葺のソロ本塁打と連打で鹿嶋市が3点をリードする。
絶対的エース玉置にはこの3点があればもう大丈夫と思っていたが、どうもそうではなかった。
4回裏日立が一気に連打を連ね4点を獲得、そして5回裏は5番岡崎の右中間への2ランで6対3と日立リード。
さすが好敵手であり永遠のライバル、言葉は悪いが殴られたら、殴り返す、それがライバルに対する礼儀っていうもんである。
すごい試合になりそうな予感がした。
その後やっぱり出ました鹿嶋市7回表林が同点の3ランを放つ。
8回表まで終了して諸般の都合上と試合終了後駐車場からの脱出の時間も考え後ろ髪をひかれる思いで球場を後にした。
そうしら帰途の途中8回裏日立市が1点を奪い7対6とリードさすがにこれで終わりと思いきや、鹿嶋市が9回表林がこの試合2本目の2ラン本塁打を放ち2点、結局一昨日完全試合を達成した能間投手を最後に投入して結局日本製鉄鹿島(鹿嶋市)が8対7で日立製作所(日立市)を振り切った。
まさにルーズベルトゲーム取っては取られるシーソーゲーム。
最後まで観戦はできなかったが野球の醍醐味を味わった一日であった。
おわり
-
navigate_before 前の記事
あのころの自分「スローなブギにしてくれ」
2019年5月19日 -
次の記事 navigate_next
都市対抗二次予選もいよいよクライマックスへ!
2019年6月8日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件