世界の鐘が轟き渡った日

私は高校野球の校歌には余り、詳しくありませんが、好きな校歌は二つ有ります。

一つは
東日本千葉県の銚子商業の校歌。

そしてもう一つは
西日本高知県の高知高校の校歌です。

今回は黒潮香る高知高校です。

高知高校は夏の優勝は過去ありましたが、選抜大会の優勝が有りませんでした。

チャンスが巡ってきたのが、第47回の選抜高校野球大会。
二回戦は熊本工業の蓬莱、瀬高投手の継投に苦しんだ。

準々決勝も福井商業の小柄なアンダーハンドの前側を打ちあぐみ苦戦。

準決勝は前年度の優勝の報徳学園の滝井、樋口を最後は代走の吉永が足で攻略した。

決勝戦は御存知、東海大相模高校との一戦。
東海大相模に先行されるも追い付き、延長戦へ。
13回高知高校打線が爆発して結果は10対5で勝利して、紫紺の大旗を初めて手にした。

こうしてみると、楽な試合はなかったのである
だからこそ、歓喜にむせぶ優勝だったのである。

監督は、社会科の地理教諭岡本道雄監督だった。
岡本監督も有藤等とともに夏の甲子園優勝した一人だったのである。

優勝インタビューで、トレードマークの黒縁眼鏡の奥に、チラッと光る物が見えた。

この日ばかりは、高校に有る世界の鐘も高知高校の優勝を祝して鳴り響いたのであろうか?

高知(8) 優勝の足跡。

○5-4 熊本工
○2-1 福井商
○3-2 報徳学園
○10-5 東海大相模

注→文章構成上敬称を略させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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