いにしえの野球人に思いを馳せる
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篠山鳳明
2024年10月23日 02:58 visibility193
第24回全国高校野球選手権大会の一コマです。
甲陽中学🆚山形中学の一戦です。
甲陽中学は別当薫がエースで大黒柱であった。
モダンな顔付きから女子に絶大なる人気があったようだ。
試合は別当の活躍もあり、10-0で甲陽中学が圧勝した。
しかし準決勝で大島投手のいる岐阜商業に1-3と苦杯を舐めた。
その岐阜商業も決勝戦で平安を9回1点リードしてたが、ネット裏で大会本部が閉会式の事前準備をしているのを岐阜商業の大島投手がみてしまい変に優勝を意識して、平安に2点をうばわれ、土壇場で大魚を逃してしまった。
岐阜商業は第38回も平安に2-3で苦杯を再度舐めた。
別当薫はその後、新潟高校(現在の新潟大学)へ進学したかったらしいが、諸般のつごで慶應義塾大学に進学して、六大学でも活躍をした。
(第24回全国中等学校野球選手権大会の甲陽中学の戦歴)。
甲陽中(4) ベスト4
○10-0 山形中
○3-0 鳥取一中
●1-3 岐阜商
(野球大会写真画報 朝日新聞社発行 昭和13年8月22日発刊)
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