東京六大学野球連盟 野球年鑑

東京六大学連盟では昭和12年から野球年鑑なる物を作成していた。

 

非売品で有るので一般には出回らない、しかし東京六大学の野球連盟の関係者の方々には配っていたようである。

 

これは早稲田大学の学生野球の父と言われる飛田穂洲翁と太田四州氏の2人の考案によるものであり昭和12年より始まった。

 

当時の六大学は職業野球がまだ盛んになる前の時期、世間の人々に絶大なる人気を誇った。

 

それ故に、感情を入れ込み過ぎて事件、事故になる事もしばしばであった。

 

そんな試合の経過を後世に残そうではないか?と始めたのがこの野球年鑑なのである。

 

但し太平洋戦争が始まり、混迷極める世の中、雑誌編集もままならず。

 

しかし再度復活させるべく、資料作成、検索をしてここに昭和21年〜27年の7年間を飛田、太田は書き上げたのだ。

 

従来通り一試合一試合の解説はないが、今までと同じ形式になった。

 

また戦没者の名前も纏めてある。

その中に明治大学の嶋清一さんの名前を見つけた。その時は戦争を憎んでしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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