150702 日本vsイングランド 【女子】

  • パパ
    2015年07月03日 01:10 visibility69

手強い相手だったイングランド。

スピードとパワーがあり、寄せも早い。
なでしこジャパンにとって嫌な相手であった。
そんな中で勝敗をわけた『オウンゴール』。
これは偶然ではなく、必然だったかもしれない。

サッカーで守り難いシチュエーションは
「自陣のゴールに向かって走りながらのディフェンス」
ではないかと思う。
あのシーン、ゴールへ走り込む大儀見と岩渕。並走する
イングランドDF陣。まさに、イングランドは自陣ゴールへ
向かう守備をしていた。
そうなってしまったのはなぜか?
一つは、
サイドの高い位置で川澄をフリーにさせてしまったこと。
そしてもう一つ。
再三日本は、宮間や阪口から大儀見にDFの裏を狙うパスが
出されていた。大儀見が上手くボールをコントロールできず、
(見てていてイライラして)成功はしなかったが、イングランド
DF陣には、もしかしてストレスになっていたかもしれない。
サイドでドフリーで川澄がボールを持ち、明らかにDFとGKの
間に早いボールを入れてくるという事が予測されるシチュエーション
で「走り負けてはいけない」という意識でラインを止めることが
出来なかったのかもしれない。

その結果、ゴールに向かう守備となり、ああいう事故的失点に
なったのではないかと感じた。

逆に、そういう守備はなでしこジャパンはしなかった。だから、
コーナーキック以外では、決定的ピンチがなかった=失点しなかった
のではないかと思う。

サッカーは、得点を取り、失点を防ぐスポーツ。
得点機を増やすにはDFの裏を狙うこと(最初のPKも有吉がDFの
裏を付く事でファールをもらった)。
失点を防ぐには自陣ゴールへ戻りながらの守備をしないこと。
結局、そういう基本が、勝負の差になったのではないかと感じた。

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