徳島ISが状態突入した件について

  • tsurubon
    2009年05月31日 22:55 visibility261


徳島インディゴソックス−香川オリーブガイナーズ
池田球場 13:00開始 観衆1253人

香川 010 021 010 R5 H10 E1
徳島 000 000 51x R6 H9 E1

香川 久代、金子、杉尾、上野、●松居−西森
徳島 キム、サンチェス、大川、片山、○竹原−荒張、河原、永井

今日は年に2回の池田開催part1です。なんと池田の試合は入場無料です。
(球場の構造的に、ゲートの設置がほぼ不可能で、お金なんて取れません…汗)
三好市の方が試合を誘致しただけあって、お客さんも徳島県内の他の球場に比べて熱心な気がしました。

徳島のILダントツ最下位は変わりないんですが、前期残り1か月でようやく波に乗ってきたようです!
ここは香川が相手だけど、4連勝いっとく?


試合。
今日徳島の先発予定だった平野は、故障で登板回避。
池田高校出身だから、たくさんのお客さんがその勇姿を期待してたのに、今日の登板回避は非常に残念です。
9月の池田の時は、投げれるようにしてね。

急きょ徳島はキム・ウソンが先発したものの、なんだかピリッとせず。
中継ぎ陣もジワジワ点を取られてしまい、中盤までは香川ペース。
コツコツ加点した香川が7回表終了時で4-0でリード。

でも、ほら、点差ついてても「負ける気がしない」日ってあるやんか。
今日がそれ。
4-0で負けてるのに、なんだか徳島が負ける空気ってのは流れてなかったんよね。

この展開だったら、阿南や蔵本、鳴門のようないつも開催してる球場のお客さんだったらもう帰り始めちゃうんだけど、めったにやらない池田のお客さんはどんだけ「徳島が負けるかも」って展開になっても、いっこうに帰ろうとせず、熱心に試合を見てました。
それが、ツキを呼び込んだのかもしれません…。

で、7回裏。
6回まで好投の香川先発久代から、7回から金子に交代。
これが裏目に出ちゃったかなあ…!?


































交代した金子が
徳島先頭5番荒張 中前安打→6番河原 左前安打→7番猪澤 四球とさっぱり。
しかも猪澤の打席の時に重盗を決められています。

無死走者満塁で投手は金子→”ブログ王子”杉尾。
杉尾は8番代打森原に押し出し四球を与えて4-1。すぐに上野に交代。
(そんな今日がっかりな感じだった杉尾のブログはこちら!)

徳島打線はイマイチ上野と相性が良くないイメージだったんだけど、さすがにいつまでもやられっぱなしじゃありません!
9番代打菊永 左前適時打で4-3(一塁走者森原は本塁タッチアウト)、一死二塁→1番神谷 遊失(ショートゴロをポトン。その後のボールの処理が早かったので、他の打者ならアウトだったんだろうけど、神谷足速すぎ!)、一死一・三塁→2番永井 四球で一死満塁→そして3番斎藤がレフト後方へのタイムリーツーベースで、5-4と徳島逆転!!!

選手も、そしてお客さんも徳島の勝ちをあきらめてない雰囲気が、球場に流れてました。
シーズン開始当初の、ダメだった頃の徳島ISから生まれ変わった感じがします!

8回表、これまたきっちり香川が1点取って5-5の同点に追いつきましたが、その裏、8回から登板した松居から
徳島先頭6番河原 中前安打、無死一塁→7番猪澤 投前犠打、一死二塁→8番森原 見逃し三振→9番菊永 四球、二死一・二塁→1番神谷 二塁内野安打!神谷も俊足飛ばしすぎですが、二塁走者河原もナイスランでこれが決勝点に。6-5!!!!!
二塁内野安打って、なんかイチロー思い出しちゃったよ。

試合はこのあと徳島の抑えのエース竹原が締めて、徳島の勝ち。          

引き分けを挟んでるけど、

これで4連勝ですよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

しかも香川にも2勝1分!


あんだけつながらなかったチームが。
あんだけあきらめムード満載だったチームが。
あんだけ勝つ気のしなかったチームが。
生まれ変わっています。

最近ようやく打順が固定されてきて、きちんと打線が機能し始めた感じです。
ホリエモン監督も、もしかしたらやっと采配のコツがつかめてきたのかもしれません。
そして、チームの一体感。
葬式みたいだったベンチも、どんどん活気があふれてきています。
選手もちょっと自信がついてきたようです。

ああ、やっぱり、お母ちゃんうれしいわ。
やっぱりあんたはできる子やないの!
この調子でどんどん頑張りよ!
…って心境です。

でも、今日投げたピッチャーは竹原以外、反省!


今日のイチオシ

●神谷 厚毅(徳島#24)…打撃の調子が良かったのですが、さすがに相手バッテリーも警戒したのか、今日は5打席3打数1安打2四球(そして2盗塁)。しかし、その俊足を活かした7回の遊失での出塁や8回のセカンド内野安打は見事でした。打撃好調だし、それ以上に「足のスペシャリスト」として魅力ある選手です!
今まで何回もプッシュしてきたけど、見れば見るほど魅力が増えていく選手です。

●斎藤 雅俊(徳島#6)…守備の堅実さと、打撃のここ一番の勝負強さのある選手です。前節は首のねんざで欠場していましたが、今節から再び出場しだして分かった斎藤選手のありがたみ。彼がいると本当に守備が引き締まります!
今日のタイムリーツーベースもお見事。小柄な体にパワーも秘めている選手です。




















































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