Fu-kemon劇場「納車後、初の野球」

Fu-kemon(俺の草野球チーム)には社会人2年目の若手部員がいる。

彼は日々一生懸命働いて、やっとの思いで中古車を購入した。

人生初、自分で買った車だ。

学生の頃は運転もあまりしたことがなく、絵に書いたようなペーパードライバー。

ハンドルを持つ手は2時、10時。教科書通りのポジショニング。肩に力が入り、今にも肩が抜け落ちそうだ。

一人で運転するのは不安だったらしく、隣に他の部員を乗せてきた。隣に座っている部員は周りをキョロキョロ、車をぶつけないように指差し確認しながら運転を教えていた。まるで自動車教習所のような風景。

必死に運転する部員。しかし自分で稼いだお金で買った車を運転する姿は、どこか達成感に満ち溢れ、人生を生き抜く自信が付いたようにも思える姿だった。

なにはともあれ、無事に球場に到着して良かった。

これからも安全運転でお願いしたい！

 (必死に車庫入れ中)