フットサルとプラトンの洞窟・・・影から光へ

みなさんは、プラトンは知ってますか?
プラトンは、ソクラテスの弟子で、古代ギリシャの哲学者です。
人間が現実だと思っているものは、実は影のような不完全なものであると比喩しました。

洞窟の比喩の話で、洞窟に繋がれた囚人は、壁に映る影しか見ることができず、それが現実だと信じている。
しかし、洞窟から出て太陽の光を浴びることで、初めて真の現実を理解できるという話です。

フットサルにおける「洞窟」。
フットサルにおいて、この「洞窟」は、私たちが普段当たり前と思っているプレー、チーム、そして自分自身を表しているのかもしれません。

影の部分として、華麗な個人技や得点にばかり目が行きがちですが、それらはあくまで一部分。
チーム全体の連携や戦術といった、より深い部分が見えていないことがあります。
また、自分中心のプレーや、過去の成功体験にとらわれ、新しい戦術やプレイスタイルを受け入れることができないかもしれません。
さらに、チームメイトとのコミュニケーション不足や、意見の対立を恐れ、思ったことを言えないのも影ですね。
そして、そもそも洞窟から出る・・・新たな視点と成長と言う考えが思い浮かばないかもしれません。
プラトンの洞窟から出るように、フットサルにおいても、新しい視点を持つことが成長につながります。

光の部分として、多角的な視点:が必要です。
個人技だけでなく、チーム全体の動き、相手の動き、試合の流れなど、様々な角度からプレーを分析する。
固定観念を破ることも大切です。
過去の成功体験にとらわれず、新しい戦術やプレイスタイルに挑戦していますか?
さらに、コミュニケーションを深めること、チームメイトと積極的にコミュニケーションを取り、意見を交換し合う。
団体競技をやっているなら、当たり前のことです。
より経験豊富な人々のアドバイスを聞き入れ、自分のプレーを改善することも手っ取り早いかもしれませんが、自分で考えなくなってしまうかも。

フットサルは、個人競技ではなくチームスポーツです。
チーム全体が同じ方向に向かって努力することで、初めて勝利を掴むことができます。

プラトンの洞窟の話は、フットサルにおいても当てはまる深い教訓を与えてくれます。
私たちは、日々の練習や試合を通して、自分自身の「洞窟」から抜け出し、より広い視野でフットサルと向き合う必要があります。
チームメイトと協力し、共に成長することで、より質の高いフットサルをすることができます。

この文をご覧のあなたは、フットサルにおいて、どのような「洞窟」に閉じこもっていると感じますか?
洞窟から出るために、どのような行動を起こせますか?
チームメイトと協力し、より良いチームを作るために、どのようなことができるでしょうか?
私のブログをご覧になって、自分自身のフットサルと向き合い、より良いプレーヤーへと成長するきっかけになれば、幸いです。

 

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