木鶏の精神で取り組む ~威張らない~

 

 

ただフットサルをするだけでなく、フットサルを通して自分はどうあるべきか、考えたいものです。

禅語「木鶏鳴子夜」という話はご存じでしょうか。
文字だけの意味なら、
「木で造った鶏は子の刻に鳴く」
となりますが、これではなにか、わかりませんね。
中国の昔話で、闘鶏の名人が王様の鶏を最強にする話です。

この話の中で、名人は王様の鶏がまだ未熟だと指摘します。
最初は他の鶏を見て興奮したり、威嚇したりと、まるで自分の方が強いとアピールしているようだったのです。
しかし、名人は根気強く訓練を続け、最終的にその鶏は、どんな相手にも動じない、まるで木彫りの鶏のように静かで強い存在へと成長しました。

この話は、私たちフットサルに関係する人間にも当てはまるでしょう。
本当の強さとは、外見や言葉で相手を威圧することではなく、心の安定と技術の研鑽であるということです。

例えば、試合中に相手チームに挑発されたり、自分たちのミスで失点してしまったりした時、どうすれば良いでしょうか?
もし、私たちがまだ未熟な選手であれば、感情的になり、相手チームに言い返したり、味方を責めたりしてしまうかもしれません。
しかし、心の強い選手は、そんな状況でも冷静さを保ち、次のプレーに集中することができます。

また、技術面においても同様です。
華麗なテクニックや強靭な肉体をもっていることが、必ずしも強い選手であるということには繋がりません。
大切なのは、どんな状況でも自分のプレーを冷静にコントロールできる能力です。

木鶏の教えを心に留め、日々の練習から心の安定と技術の向上を目指したいものです。
そうすることで、私たちはより強く、そして賢いフットサル選手へと成長できるはずです。



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