大学野球　京滋（けいじ）1部リーグ観戦

昨日は滋賀県甲賀市に大学野球春季リーグ戦観戦に出かけました。

観戦したのは京滋（けいじ）リーグ。このリーグは名称の通り、京都と滋賀に所在する大学で構成されています。

1部と2部があり、昨日は1部リーグの2試合を観戦しました。（どのリーグも1部が上位。）

 

第一試合は「京都学園大ＶＳ京都教育大」戦です。（攻撃側が学園大。）

会場が遠かったので試合途中からの観戦になりました。

到着した時は4回裏。この時点では学園大が3－2とリード。しかし5回表に教育大が4－3と逆転。

さらに今度は6回裏に学園大が満塁の走者一掃の3塁打で再逆転というシーソーゲームでした。

結果的に6回裏の3点を守りきって6－4で京都学園大の勝利に終わりました。

このリーグでは佛教大と学園大が2強を形成しています。学園大は危ない勝利でしたが、今期もおそらくは佛教大とのマッチレースになるのではないでしょうか。

 

京都学園大。ユニフォームはグレー。胸マークは筆記体で「Ｇａｋｕｅｎ」。

以前見た時には上半身は濃紺とグレーのツートンカラーでした。（マークはブロック体で「ＧＡＫＵＥＮ」だったはず。）

デザイン変更したのか、それとももしかしたら2パターンあるのかもしれません。時々セカンドユニフォームを持っている学校があります。

ちなみにかつて京都の高校野球界で平安高校と2強を形成していた「京都商業」は現在「京都学園高校」となり、この大学の系列校になっています。

京都学園高校になってからは全く甲子園に出て来なくなってしまい、少々残念です。

 

善戦しながら惜しくも敗れた京都教育大。

こちらは濃紺（黒？）の縦じまユニフォーム。胸マークは筆記体で「Ｋｙｏｉｋｕ」です。

京都教育大には付属高校があると思います。以前高校野球京都大会で「京都教育大付属」の試合を見たことがありますので。

高校は白無地のユニフォームに漢字で「京教大付」と書いてあったような記憶が。かなり以前の話ですが。

 

守備：　教育大

攻撃：　学園大

その後の第二試合は「成美大ＶＳ花園大」戦。こちらは思いがけない展開になりました。

この日は風が強く、内野にフライが上がるとかなり流されていました。どちらの選手もフライの目測を誤って捕り損なっていましたが、特に花園の方にこのプレーが多く出てこれが大量失点に繋がりました。

花園はそれ以外にも悪送球、野選、四球、内野ゴロエラーなども頻発し、立て直せないまま10－1でコールド負け。大学リーグ戦でコールドゲームは初めて見ました。

これは何とかしないといけません。昨年に2部から上がってきたばかりの成美大に手も足も出なかった感じですが、このままでは下部に降格という可能性もあります。

まだリーグ戦が始まったばかりなので早急な立て直しが必要でしょう。特に守備がボロボロだったのでこれが課題となるでしょう。投手力も若干弱そうに感じました。

 

昨年2部から昇格した成美大。

グレーのユニフォームに筆記体で「Ｓｅｉｂｉ」。

名前とこのマークの字体でピンと来る方も多いでしょう。高校野球の福知山成美の系列大学です。

成美は女子の硬式野球部も創設したようで最近野球に急速に力を入れてきています。

もしかしたら今後、京滋リーグの台風の目になるかもしれません。

 

こちらは惨敗した花園大。（何故かこれだけ写真が大きい）

白無地のユニフォームに濃紺の筆記体で「Ｈａｎａｚｏｎｏ」。

京滋リーグの学校は筆記体が好きみたいです。（笑）

写真では腕に隠れて見えないのですが胸番号は赤で、このデザインはＬＡドジャースか昔の中日ドラゴンズに似ています。

なお、花園大には系列校として花園高校があります。（京都の花園。大阪の花園高校は公立校で全くの別ものです。）

この京都・花園高校も甲子園に出たことがあります。

ユニフォームは薄いアイボリーで胸マークはブロック体で「ＨＡＮＡＺＯＮＯ」だったと思います。

今期はあまり遠征が出来ないので大学リーグ戦観戦が多くなるかもしれません。

元々好きなのでこれもＯＫですが。

最後に今期の1部リーグの顔ぶれですが、

佛教大

京都学園大

京都教育大

成美大

花園大

大谷大

の6校です。

以前観戦した時に見た「びわこ成蹊スポーツ大」は現在は2部に落ちています。しかし再昇格を虎視眈々と狙っていることでしょう。この入れ替え制度は個人的には好きです。

関西学生リーグ（ＢＩＧ6）と関西六大学は入れ替え戦が無いのでややマンネリ感（というか漫然感）がありますからね。