歴史の扉 広島国泰寺高校
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Mr.black
2011年07月12日 19:03 visibility3882
昨日遠征した先は広島県呉市。ここには呉二河(くれ にこう)球場という立派な球場があり、夏の広島大会が行われていたのです。
そして観戦したのは「広島国泰寺ー佐伯戦」と「安佐北ー基町戦」でした。
お目当ては第一試合の国泰寺ー佐伯戦でした。( ↑ 大会回数、間違っていますね。苦笑)
「広島国泰寺高校」、高校野球の歴史に関心がある方ならばご存じですね。
記念すべき夏の第1回大会の開幕試合を戦ったという文字通り歴史の扉を開けた学校なのです。当時の校名は「広島中学」だったそうです。(「広島一中」と書いてある資料もありますが、高野連の資料では「広島中」になっていますのでこちらを採用しました。)
そしてこの学校のもう一つの話題としてはこの第1回大会が唯一の全国大会出場であるということです。その後は春夏ともに一度も出ていないのですね。
あと数年後にもし出たら「100年ぶり2回目」というとてつもない記録が甲子園の場内でコールされるかもしれません。
そして第1回大会は豊中グラウンドで行われたわけですから、もし実現すれば同校にとっては「初の甲子園」になります。実現してほしいですね。
そのユニフォームは非常にシンプルでした。
帽子・シャツ・ストッキングは全て黒。
帽子の「K」マークは見た感じ黄色でした。(あるいは金色?)
純白のユニフォームに漢字縦書きで「国泰寺」。黒文字に黄色(?)の縁取りがありました。
この写真はエース君。いい笑顔ですね。
この学校の歴史を物語る左袖。
1877というのは学校が創立された年です。凄い歴史ですね。
校章は楠の葉に鷹の羽根。
試合相手は佐伯高校。
「さえき」と読むとばかり思っていましたが、マークを見ると「さいき」ですね。
佐伯は部員が10名ちょっとの少人数。一方の国泰寺は控え部員もスタンドにおり、ブラスバンドまで来ていました。実力差は明らかでした。
100年近く全国大会から遠ざかっている国泰寺高校。
この学校が今後いつか甲子園に出てきた時、新たな歴史が扉を開けるような気がします。
国泰寺高校は多少バンカラなのかもしれません。
チアガールがいる一方で白袴の団長もおり、さらにご覧のように団旗には「押忍」ですからね。(笑)
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