呉二河球場と鶴岡親分
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Mr.black
2011年07月15日 10:10 visibility3232
呉二河(くれ にこう)球場。正式には「呉市営二河野球場」。
高校野球広島大会の会場になる他、ごく少数ながらNPBでの利用もあるようです。
グランドの両翼が97.5m、センター122m、収容15,000人という立派な規模なので納得しました。
内野スタンドは全て一人掛け。(バックネット裏のグリーンのイスのみ背もたれ有り。)
外野は芝生席。
写真右端のようにバックネット裏には屋根があり、炎天下でも一部分ながら日除けが出来ます。
また照明塔は6基あり、規模は大きくかなりの照度が期待できると思います。
内野のフェンスはご覧のようにかなり低いので視界良好でした。どのスタジアムもこのくらいの低さにしてほしいですね。(写真は第一試合の佐伯高校応援席)
この球場の欠点は場内の動線。NPBの場合はおそらく複数の入り口を開放するので条件は異なるでしょうが、高校野球の場合はこのスロープからしか入退場が出来ません。
スロープを登り切ると場内の横通路につながりますが、これが狭いところがあり、通路・階段・トイレあたりで大渋滞が起こることがありました。これは改善の余地があると思いました。
交通アクセスはJR呉駅から北に徒歩15~20分程度。
ただし夏に歩くと「死のロード」になるので(笑)、写真の市営バス利用がいいですね。
駅前から10~15分間隔くらいで便があり、7~8分くらいの乗車で運賃も150円で済みます。
このバス停のすぐ前に球場があります。(上山手橋停留所)
ところで呉市は元南海ホークス監督の故・鶴岡一人氏の故郷です。
そういう縁故もあってかつて呉では南海の春季キャンプが行われていた歴史があります。
そして呉二河球場のレフト場外には呉スポーツ会館が隣接しています。その正面入り口を入るとすぐ左に「鶴岡一人記念展示室」があります。
かつて「親分」と言われた故・鶴岡監督。その記念品が展示されています。(なお、写真は杉浦氏のユニフォームです。)
非常に小さなスペースですが、もしこちらに試合観戦で行かれたら立ち寄ってみてください。自由に閲覧できます。
左から西鉄:三原監督、毎日(大毎):別当監督、南海:鶴岡監督。
当時のパ・リーグの三役ですね。
最後にちょいと愚痴を。(苦笑)
広島大会の入場料は500円でした。やはり500円が相場ですね。
大阪は高いな~。(700円なり。)
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- 事務局に通報しました。
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