迷コンビによるラグビーリレーレポート（東福岡ー東海大仰星、京都成章ー報徳学園、御所実業ー国学院久我山）

先日の3日、近鉄花園ラグビー場にて高校ラグビーを観戦してきました。

既にらいぱちさんがレポートされているので引き続きのリレーレポートを。ただし二人とも「ぬるいラグビーファン」なのでコアなファンを満足させることは出来ません。（苦笑）

 

 

当日まずは私がラグビー場に先乗り。第一試合から観戦しました。

私が花園第一グランドに行く時はいつも「晴天であればバックスタンド。曇りまたは雨天であればメインスタンド（屋根のある方）」と決めています。

今回はお天気になるということで屋根の無いバックスタンドへ。こちらの方が日が当たって暖かいのです。でも今回は今までの中で一番の低温。一人寒さに耐えての観戦でした。

 

 

第一試合は「東海大仰星（大阪）－東福岡（福岡）戦」。

どちらもＡシードで優勝候補。事実上の決勝戦とも言えるカードです。

写真の濃紺ジャージが東海大仰星。前回大会のチャンピオンです。

外国人選手もいますね。

 

 

こちらは東福岡。グリーンジャージがすっかりお馴染みですね。

前回大会は準決勝で仰星に敗れたので、リベンジのチャンス到来です。

 

 

 

しかしながら試合は予想外の展開。開始2分少々でいきなり東福岡が先制トライ。

更にその数分後にもトライを決め、仰星の出鼻をくじきます。

 

 

ぬるいファンの私でも分かるくらい両者に力の差がありました。

スピード、パワー、テクニック、突破力、展開力、あらゆる面で東福岡が仰星を圧倒。みるみるうちに点差が開いて行きます。

浮き足立ったか仰星はミスも頻発。力を出し切れないまま敗れました。

 

 

ノーサイドで握手する両校。接戦を予想していましたが意外なワンサイド。

「この勢いのままで来られたら東福岡に勝てる相手はいないのでは？」と思うくらいの圧勝でした。はたして止めるチームが出てくるのでしょうか？

 

 

らいぱちさんが来られたのは第二試合開始間もなくの頃。

いつもながらこの準々決勝の行われる3日は凄い混雑なので、私を見つけるのに多少手間取られたようです。

 

その第二試合は「報徳学園（兵庫）－京都成章（京都）戦」。

写真は報徳。ベスト8の中で唯一のノーシード校です。

黒と赤の横じまジャージ。

 

 

参考までにこれは前回見た報徳。ジャージがほぼ黒ですね。

この時の対戦相手・日川（山梨）が黒赤横じまの同じデザインだったのでセカンドジャージを着用していたのでしょう。

（ちなみに日川はこの時、赤メインのジャージ着用。どちらもセカンドジャージ着用だったのでしょうね。）

 

 

対戦相手、京都成章。青・黄色に横じま入りのジャージ。

 

 

余談ですがこちらは仙台育英のジャージ。青と黒の違いはありますが、全体的なデザインが似ていますね。

 

 

 

試合はまず成章が先制。その後も優位に進めます。

 

 

しかし後半報徳が反撃。今回はノーシードとはいえ過去にベスト4の実績がある報徳。そう簡単な相手ではありません。

 

 

追いすがられた京都成章ですが、最後は報徳を突き放して勝利。これでベスト4入り。

京都というと多くの人が思い浮かべるのが伏見工業。

成章は優勝して伏見工業に肩を並べることが出来るでしょうか？

 

 

ここで食事を挟んでその後第三試合を観戦。

場所をバックスタンドから南側のサイドスタンドに変えました。こちらから見るのは私は初めてです。（食レポは次回で。笑）

 

 

第三試合は「国学院久我山（東京）－御所実業（奈良）戦」。

手前の黒ジャージが御所（ごせ）実業。オールブラックスみたいですね。過去準優勝歴があります。

一方、奥が国学院久我山。濃紺ジャージ。東日本勢で唯一ベスト8に残りました。

私が子供の頃から学生時代までは東が強かった印象があるのですが、近年は西高東低が続いています。

会場が大阪なので西日本勢が頑張らないと盛り上がりにくいです。その意味ではいいことなのですが、ちょっと複雑でもあります。

 

 

レストランが混雑していたので買って食べ終わるまで時間がかかり、試合開始には間に合わず。席についた時は既に前半終了後で同点でした。

さすがに久我山。厳しい戦いでした。後半一旦は御所が突き放したものの、すぐに追い上げ。ギリギリの勝負になりました。

 

 

最後は御所が久我山を振り切ってベスト4入り。次は京都成章との近畿勢同士の戦いです。

初優勝を狙う御所実業。はたして夢が叶うのでしょうか？

そして久我山の敗戦で東日本勢は全滅。東の巻返しはあるのでしょうか？

 

 

この後の第四試合は観戦せずに帰りました。（さすがに疲れましたので。）

第四試合は「大阪朝鮮（大阪）－尾道（広島）戦」。この試合は同点引き分けとなり、抽選の結果尾道が準決勝進出。

抽選で決着というのは可哀想な気がします。もうちょっと違う方法は無いものか？と毎回思いますがね。

 

 

それにしてもご覧のようにこの日は大観衆でした。とにかく座席の確保、飲食やトイレ行きの移動が大変。いずれラグビーワールドカップ開催に向けて花園は大改修されるはずです。その改修時、動線を考慮したスタンド設計が必要だと思っています。

 

 

らいぱちさん、たった一日しかなかった正月休みを使ってのお付き合いありがとうございました。いつかトップリーグ観戦もしたいものです。その際にはまたよろしくお願いいたします。

 

次回は花園ラグビー場のレポートを。