やっぱり中途半端

オリックスは昨日からのロッテ3連戦で再び「近鉄復刻シリーズ」を開催しています。

でも残念だったのはスコアボードの表記。

阪急復刻の時にはスコアボードのチーム名の部分も「阪急」にされていました。

なのに今回の表示は普通に「オリックス」。この差はいただけませんね。

（大阪ドームでの復刻時のスコアボード表記も現在の「Bs」表記でした。これも旧ロゴの「B」にしてほしかったです。）

 一応ファールゾーンの芝生は「Bs」から「B」にしてありました。それなりに配慮したつもりなんでしょうね。

もっとも試合会場はGS神戸。オリックスの本拠地であり、近鉄はここではビジター球団でした。その場所のスコアボードに「近鉄」と入れるのは抵抗があったのかもしれません。

しかしこちらとしては「ならば神戸では普通のユニにして大阪ドームでだけ復刻すれば？」と思うのです。

それをあえて神戸でも復刻シリーズをやるのであれば徹底してやるべきです。

どうもこの球団の経営陣の中途半端さがことあるごとに引っかかります。

私は仮にこの球団が「ブルーウェーブ」を大阪ドームで大々的に復刻させても何の異議も唱えません。

自分が愛した近鉄バッファローズはとっくの昔に消えていますから、かつてのライバル球団に対して腹に一物持つことはありません。

でも「同じ復刻させるのであれば徹底してやってほしい。それが旧近鉄ファンへの誠意だ」と思います。

中途半端にやるとどうしても「商業的なもの」しか感じられなくなってしまいます。それではせっかくの復刻シリーズに水を差すとも考えます。まだまだ球団幹部はファンの心理や欲求を完全には汲み取れていませんね。

これがいつもオリックスに対して思う歯がゆさです。