京滋（けいじ）リーグ2部　観戦

昨日、兵庫県の明石球場では高校軟式野球決勝戦が行われていました。

行こうかとも考えたのですが、偶然にも大学野球の京滋（けいじ）リーグ2部の試合が同じ日にあったので悩んだ末に京滋を選択しました。

1部リーグは過去に何度か観戦したのですが、2部は情報が少なくて今まで見るチャンスがなかったからでした。

軟式高校野球はまた来年以降に行くつもりです。

 

↑　試合会場は西京極球場（現：わかさスタジアム京都）。この日は3試合ありました。

第一試合は「滋賀大ー京都薬科大」。

ただ私は前日の仕事がハードだったので朝はゆっくり出かけ、この試合は見ることが出来ませんでした。試合は5－2で滋賀大が勝ったようです。

 

試合後、通路でミーティングする滋賀大の選手たち。本当はもっと選手がいたのですが、手前の選手数人が上半身裸だったのでカットしました。（苦笑）

ユニフォームはグレー。帽子やシャツは濃紺。胸マークは濃紺で「SHIGADAI」です。

京都薬科大は場内に見当たりませんでした。既に帰ってしまったのでしょう。

学校のHPで見ると京都薬大はツートンカラーのユニフォームのようです。

 

第二試合は「びわこ成蹊（せいけい）スポーツ大ー京都府立大」。ここから観戦しました。

写真は京都府立大。

白ユニにブルー基調のデザイン。

左袖にブロック体赤文字で「KYOTO」、胸に筆記体青文字で「Furitsu」。

昔の中日に似たデザインですね。

 

こちらは「びわこ成蹊スポーツ大」。

ブルーの2本ライン縦じま。胸マークは筆記体で大きく「Seikei」、その下にブロック体で小さく「SPORT」。

縦じまが細い2本ラインという以外は全体的に以前の横浜ベイみたいなデザインです。

 

びわスポ大はかつては1部リーグに居ました。なので府大との力の差は歴然。

7－0で圧倒し、7回コールド勝ちでした。下部リーグでは学校ごとに力の差が大きくなる傾向があります。

この横断幕はびわスポ大のもの。

多少大風呂敷ですが、「目指せ大学日本一」を標榜する学校と公立大では差があるのは当然ですね。

いずれこの学校は1部に返り咲くと思われます。

 

レフトフェンスにある「びわスポ大」の広告。3塁ベンチの上には「京都外大」の広告もありました。西京極球場の広告収入は大学がかなりのウェィトを占めているようです。

ところで西京極球場の外野スタンドは写真のように前列がコンクリートの腰掛になっています。（コンクリートに黄色や朱色などのペイントがしてあります。）

この形態は全国的にも珍しいのでは？

 

第三試合は「京都外大ー滋賀県立大」。（第一試合の滋賀大は国立。この第三試合の滋賀大は県立。）

写真は京都外大。

ユニフォームはグレー地に濃紺の縦じま。胸マークは濃紺筆記体で「Gaidai」。

全体的な色調は京都外大西高校と似ています。

外大の選手はその西高校出身者が多かったので外大有利かと思っていたら意外にも滋賀県大が終始圧倒し、8－1で7回コールド勝ち。驚きました。

ただ外大は守備が悪かったです。たまたまこの日だけだったのかどうかは分かりませんが、とにかく送球エラーが頻発。そしてスローイング自体が非常に雑でした。これでは到底勝てません。立て直さないと投手が気の毒です。

 

その対戦相手、滋賀県立大。青と白のツートンユニ。

左袖に濃いめのブルーで「SHIGA」、胸に筆記体赤文字で「Kenritsu」。カラフルでした。

京滋リーグと言いながら1部リーグは現在全て京都の大学です。

1部：　＜佛教・京都学園・京都教育・成美・大谷・花園＞

滋賀県勢がこのリーグの上位を占めることが将来的にあるのかどうか？

それを見てみたいものです。（観戦自体は厳しいですが。）

なお、京滋リーグの2部は現在7校。奇数のためにこの日試合がありませんでしたが、もう1校「京都工芸繊維大学」が加盟しているようです。

関西の大学リーグの中でも特にマイナーな「京滋リーグ2部」。それを大阪から京都まで出向いて観戦するなんて我ながら物好きの極み。でも可能な限りいろいろな野球の光景を見たいですし、ここに居る限りはそれを伝えていきたいとも思っています。

ご興味のある方だけでも結構なのでよろしければまたお付き合いください。

 

写真は第二試合「びわこ成蹊スポーツ大ー京都府大戦」。

右がびわスポ大、左が府大。