初の高校ラグビー観戦（東福岡ー桐蔭学園、常翔学園ー佐賀工業）

私の今年の活動は野球ではなくラグビー観戦から始まりました。

社会人ラグビーは過去に観戦したことがあるのですが、高校ラグビーは未体験だったのでようやくの初観戦となりました。

 

 

この日（1月3日）は準々決勝が4試合組まれており、その内の第1と第2試合を観戦しました。

第1試合は東福岡（福岡）－桐蔭学園（神奈川）戦でした。

このカードは昨年の決勝と同じカード。今大会の事実上の決勝戦でもありました。

 

 

左のグリーンジャージが東福岡。右の濃紺ジャージが桐蔭学園です。

試合は前半は東福岡が圧倒。ワンサイドになるかと思われました。

 

 

しかし後半に桐蔭が流れを掴み、逆転に成功。さすがに前回優勝を分け合った学校同士。白熱しました。（前回は決着がつかず両校優勝でした。）

 

 

 

最後は地力に勝る東福岡が再逆転して勝利。

ラグビー観戦は素人ですが、それでもパワー・スピード・テクニック、総合的に見てやはり東福岡の方が上回っていると感じました。

 

 

ノーサイド後の交流。この瞬間はいいですね。負けた桐蔭には涙だけでなく笑顔もありました。

敗れたとはいえここまで対戦相手を圧倒していた東福岡を土壇場まで苦しめた桐蔭。前回の優勝校にふさわしい戦いぶりでした。

 

 

第1試合終了と同時に「らいぱちさん」から花園到着の連絡があり、合流してから第2試合を揃って観戦しました。

第2試合は常翔学園（大阪）－佐賀工業（佐賀）戦。

左の横じまジャージが佐賀工業、右の濃紺ジャージが常翔（じょうしょう）学園です。

常翔学園、かつては大阪工大高校という名称でした。（こちらの方が馴染みがありますね。）

全国優勝歴があるラグビー界の名門です。

 

 

常翔は伝統的に重量フォワードによる突進力とパワーで相手を圧倒するチーム作りが多いです。この日も序盤からトライを奪って優位に立ちます。

 

 

佐賀工業も反撃しましたが終始常翔がペースを握って勝ちました。ラグビーは野球とは異なり、あまり番狂わせは起こりません。

 

 

今大会はベスト8に近畿勢が4校も残りました。（常翔・京都成章・御所実業・東海大仰星）

そのせいもあったのか花園ラグビー場は大変な混雑。私は幸い早めに行ったのでスタンドのかなり隅っこながら前から3列目を確保出来ました。

フィールドと選手が近くに見え、迫力がありました。選手の声、走る足音、キックの音、「若さっていいな」と実感しました。

 

 

明日はいよいよ決勝戦。

東福岡ー東海大仰星（大阪）戦になりました。順当にいけば東福岡が勝つでしょう。

 

 

次にいつラグビーを観戦するかは分かりません。もしかしたらこれで最後かもしれません。でもいい思い出になりました。

寒さと孤独を覚悟していたチャレンジ。でもらいぱちさんのお蔭で楽しく観戦出来ました。ありがたいことです。

 

 

最後にこれは観戦チケット。大人1，000円、高校生は300円です。

なお、準々決勝以降の試合は第1グランドだけなので一度入場した後で退場したら再入場出来ません。

ただ、1～3回戦までは第1・第2・第3グランドを併用するので、その時には半券を持っていればあちこちのグランドに移動しながら観戦出来るそうです。（花園ラグビー場は全部で3面あるのです。）

ご興味の湧いた方は明日、もしくは次回大会にチャレンジしてみてください。