広島ドラ1 野村投手

  • Mr.black
    2012年03月20日 12:40 visibility365

今期の始動は18日(日曜日)に広島県尾道市の「しまなみ球場」で行われたオープン戦「広島ー中日戦」でした。前日まで天気予報が悪かったのですが、お陰様であまり雨は降らずに無事観戦出来ました。

 

 


 ↑ 試合会場の「しまなみ球場」。(試合終了後に晴天になるという皮肉な一日でした。苦笑)


先発は中日が中田投手。そして広島はドラフト1位ルーキー、注目の野村投手でした。

 


試合結果は新聞やニュースなどで既にご存じの方が多いでしょう。4-3で中日の勝ちでした。

細かいことは除いて今回はルーキー野村投手をメインに。

 


既に完成された投手という印象でした。振りかぶってから投げるまでの投球モーションは無駄や無理がなく、非常にスムーズでした。

身体の軸は安定しており、体重移動もうまく、これが抜群の制球力をもたらしていると感じました。ストレート、変化球ともにコントロールよく決まりました。


また、メンタルも強そうです。スリーボールになっても全く動じることなく際どいところへ投げ、それがほとんどストライクに入っていました。ピンチでもバタバタすることもなかったです。

ブランコ選手に2ランを打たれましたが、それ以外は本当に安定しており、安心して見ていられる投手です。この2ランの球だけは甘かったですが本人はさほど気にしていない様子。計算のうちといったところでしょうか。

 


ランナーを背負っても全く平気な感じでした。これならばバックも安心して守れるでしょう。むしろ彼以降に投げた他の投手の方がバタついている感じでリズムも悪かったです。

この様子ならば開幕ローテ入りはほぼ確実で、ある程度計算できる投手になると思いました。これからが楽しみな選手です。

 


こちらは中日先発の中田投手。速球・変化球ともなかなか良かったですがランナーを背負って以降の投球がいまひとつでした。しかしこれは十分修正出来る範囲だと思いました。

 


中日で気になったのは谷繁捕手。これはキャッチボールの様子ですが、終始右ひじを気にしている素振りでした。3番でスタメンでしたが、1回表の打席終了後、すぐに交代。結果的にマスクは被らずじまいです。最初から一打席打たせるためだけに出したのでしょう。


ところで代わった福田捕手はいまひとつでした。

盗塁は1個刺しましたが、ヒットでホームに突っ込んだランナーを余裕でアウトに出来たのにそのランナーに気を取られて送球を後逸する始末。高校生レベルの凡ミスでした。間もなく小田捕手に代えられました。

「ポスト谷繁」、これが未だに定まっていない感じでした。ここが中日の抱えている課題なのでしょうね。

 


今期からデザインが大幅に変わった中日のユニフォーム。

私にとって中日は「明るめのブルーユニ」というイメージが定着してしまっているので違和感ありました。帽子のCDマークも赤色はともかくとして字体までは変えなくてもよかったのでは?と思っています。あの角ばったCDマークが好きでしたので。まあそのうち慣れるでしょうが。

 


広島で他に楽しみな選手は写真左側の堂林選手です。この日チャンスでタイムリー。まだ8番ですが、育てば将来的に上位を打てる選手だと思います。打撃センスがよさそうでした。

 


試合が最高潮に盛り上がったのはやはりこの選手が打席に立った時です。

前田(智)選手。この勇姿をあとどのくらい見られるでしょうか。

 


同じく盛り上がったのは石井(琢)選手の打席。

ただこの時はあっさり三振でゲームセット。速球についていけなかった感じです。かつての名選手にもいつかやって来る「その日」。はたしてどこまで頑張れるでしょうか?

 


時々雨が降り、終盤はかなり暗くなって照明が点灯しました。気温も低め。でも最後まで試合が観られて本当に感謝。遠征での雨天中止はきついですからね。

ようやくの始動で意気が上がりました。またどこかのスタジアムへ出没します。

しまなみ球場、その他のレポートは別途に書かせていただきます。

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