唐津藩藩校 鶴城(かくじょう) 唐津東高校
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Mr.black
2015年03月26日 10:56 visibility3900
今期は遠征ゼロも覚悟していたのですが、状況が変わり遠出できるようになりました。
このチャンスを逃さないように遠征を実行。訪れたのは佐賀県でした。
佐賀市立球場(愛称:ブルースタジアム)で高校野球春季佐賀大会が行われており、この日の第一試合を観戦。
第一試合は「伊万里商業ー唐津東戦」。
1塁側:伊万里商業。2006年の第78回センバツに出ているのでご存じの方も多いでしょう。略称は「伊商」。トーナメント表、掲示板、スコアボードなどの表示は全て略称の伊商。
おそらく「伊万里商業」と呼んだら「よそ者」とバレるでしょう。(苦笑)
ユニはグレーに濃紺縦じま。胸マークは漢字縦書きで「伊商」。
3塁側:唐津東高校。今回お目当てはこの学校でした。
唐津藩藩校「志道館」を起源(前史)とする公立校。校舎はかつては唐津城内の志道館跡にありました。(創設時は「佐賀三中」。後「唐津中」「唐津第一高校」「唐津高校」「唐津東高校」と校名変更)
唐津城は別名「舞鶴城」あるいは「鶴城(かくじょう)」。その為この唐津東も「鶴城」と呼ばれることがあるそうです。現在は校舎が別な場所に移転しているのですが、それでも同校の「鶴城」の呼称は残されており、同窓会も「鶴城会」という名称です。
白ユニに濃紺基調のシンプルデザイン。胸には「KARATSU」。右袖に「HIGASHI」。
↑ 反射して写っていませんが、右袖に赤文字で「HIGASHI」。左袖には校章と「SAGA」。
センバツに出たことがある強敵・伊商に唐津東がどう立ち向かうか?、に注目してみました。
唐津にとってチャンスだったのは初回。伊商エースの立ち上がりが悪く1死1・2塁になります。ところがここで4番のハーフスイングのバットにボールが当たってしまい内野ゴロでアウト。次打者も凡退して絶好の先制機会を逃します。
逆に伊商は1回裏にそつなく1点先取。
出だしでつまづいたのが唐津には痛かったと思います。
唐津東の投手も踏ん張りましたが中盤リードを広げられ、逆に攻撃陣は数度あったチャンスであと一本が出ずじまい。
結果的には5-0で伊商の勝ち。
唐津東にとっては上手く運べば勝機は十分あった試合でした。相手の隙に付け入る試合運びが課題に思えました。
県内屈指の伝統校、「鶴城(かくじょう)」唐津東。試合中の選手の笑顔が印象に残っています。道は険しいでしょうが夏の健闘を祈っています。
一方、伊万里市初の甲子園出場校だった伊商。二度目の甲子園はあるでしょうか?
第二試合に備えてアップ&ノック中の鳥栖(とす)高校。
ここもかつて甲子園に出たことがありますね。佐賀は比較的群雄割拠。過去色々な学校が甲子園に出ています。
公立校の出場も珍しくはないので、各校にチャンスはあると思われます。
対戦相手「白石(しろいし)高校」。
帽子と胸マークの赤が目立ちますね。胸マークは「SHIROISHI」。
あいにくこの第二試合は観戦せず。とある事情で球場を去りました。続きは次回で書かせていただきます。(この試合結果は2-0で鳥栖の勝ち。)
相変わらず今回も非常に長いレポートになります。よろしければお付き合いください。
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