新たなる第一歩 雨の中のBCリーグ (BCL 富山ー信濃戦)
-
Mr.black
2015年04月23日 12:35 visibility2023
今まで撮り溜めた写真を全て寄贈してしばらく放心状態だったのですが、モチベーションを保つため新たな第一歩を踏み出しました。
今回は富山へ遠征し、BCリーグを観戦してきました。一年ぶりのBCリーグです。
場所は黒部市の宮野球場。あいにくの雨でしたが試合は強行されました。
遥々遠征する身としては雨だろうが何だろうが試合をやってくれればありがたいことです。ここまで来て雨天中止というのが一番つらいですからね。
カードは「富山サンダーバーズVS信濃グランセローズ」。
白ユニが富山、赤ユニが信濃です。
富山の監督は近鉄OB吉岡氏。
一方の信濃はダイエーOBの岡本(克道)氏。
近鉄ファンの私としては久しぶりにグランドで見る吉岡監督に涙腺ウルウルでした。(笑)
試合前に市長さんの挨拶。今期この宮野ではたった1試合しか開催がないということで、出来ればもっと誘致したい旨語られていました。
市長さんが着ているダークグリーンのユニと帽子は昨年チームが着用していたモデル。見えませんが胸には「TOYAMA」、帽子には「T」とマーク入り。今期このモデルを着用するかどうかは不明です。
手前はキャラクターの「ライティー」。ライティーの着ているユニは一番最初のモデル。こうやって見るとユニのデザインが何度か変わっていることが分かります。
↑ こちらの写真だとユニのデザインが少し分かりますね。(始球式も市長さん。)
今期のユニはかつての南海ユニを思い出すデザインです。
試合開始時にはホームの富山のみこうやって一人一人名前を呼ばれて出てきます。
お辞儀しているのは吉岡監督です。
↑ 33番は野原選手。一度阪神に入団しましたが、今は再び富山に所属。
いつの間にか富山には公式チアチームが出来ました。「チア ティーズ」という名称。
サンダーバーズの頭文字が「T」だからだと思います。
寒い中このスタイルで頑張っていました。
富山の先発は元メジャーリーガー、大家投手。かつての速球は影をひそめましたが、近年はナックルを多投して緩急で打ち取るスタイルに変貌しています。独立リーグで見るのは二度目。
対する信濃。BCリーグ創設時の4球団の中で唯一優勝がありません。
今期こそ優勝出来るでしょうか?
胸にはキノコメーカー「HOKUTO」のロゴ入り。
信濃先発は有斗(あると)投手。→ 和田有斗。所沢商業~東京国際大出身。
少し変わったモーションから結構速い球が繰り出されました。強気にグイグイ押すスタイルのようです。
雨の中での試合。その影響か大家投手の球が時々荒れ、それをキャッチャーがそらしてしまうという場面が何度もありました。
試合はまず信濃が3回表に1点先制。
しかしその裏富山の1番打者・岡野選手がライトスタンドにツーランホームランを放ち逆転。打った瞬間HRとわかるくらいのいい当たりでした。
雨は段々強くなり「このまま守り切れば2-1で5回コールド勝ちもあり得る」と思いました。
しかし5回表、痛恨のバッテリーミスで同点になってしまいます。
(ワイルドピッチだと思いますが、それまでに何度も後逸していたのでキャッチャーには死にもの狂いで止めて欲しかった。)
その後、グランドキーパーだけでなく富山の選手もグランド整備に加わりましたが、天候は回復せず。2-2で5回打ち切りの引き分けに終わりました。
今期ここまでまだ1勝の富山。みすみす勝ちを逃した試合です。もったいなかった。
シーズンはまだ始まったばかりですが、現時点で西地区の3位です。(4球団中の3位)
雨の中、試合続行を信じて一生懸命パフォーマンスするチアたち。
(5回終了後のインターバル中のパフォーマンスです。)
寒い中お疲れ様でした。
↑ 信濃の応援団。こちらも遠路&雨の中お疲れ様でした。(って、私の方が遠いですね。笑)
久しぶりのBCリーグは5回までしか観られませんでした。
でも「人と人との繋がり」が希薄になっている昨今のご時世で「地元愛」や「地域の繋がり」を今一度思い出させる独立リーグの世界に触れるのは私にとって本当に貴重な時間なのです。
可能な限りこの世界を見守っていきたいものです。
左はチケット。当日券は1,200円でした。(前売りは1,000円)
なお、富山は現在「富山GRNサンダーバーズ」というのが正式名称です。
「GRN」というのは私自身詳しく知りませんが、清涼飲料水販売・自販機運営・ワイン輸入販売などを行う企業ということです。
- favorite14 chat8 visibility2023
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件