地域性を感じた寂しいスタンド(富士重工ーJFE西日本)
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Mr.black
2015年05月07日 10:27 visibility948
社会人野球ベーブルース杯の第二試合は「富士重工ーJFE西日本」でした。
この試合も大会初期のブロックリーグ戦です。(Aブロックのリーグ戦)
1塁側:富士重工。私はいつも「スバル」と呼んでいますので以下この名称で表記。こちらの呼び方が馴染みがありますからね。
白ユニに濃紺基調。左胸に会社のマーク。その下に「SUBARU」。
3塁側:JFE西日本。
黒ユニに青と紫のサブカラー。(黒ユニに見えましたが、濃紺かも?)
胸には大きく「JFE」。
スバルは群馬県(太田市)。JFEは広島県(福山市)と岡山県(倉敷市)が本拠地。
そういうこともあり、第一試合には割合たくさん居た観客が一気に減って寂しいスタンドになりました。社会人野球の地方大会は一部の試合を除き本当に観客が少ないです。
大勢の観客が詰めかけるNPBや高校野球と比べて何と格差のあることか。
そして都市対抗や日本選手権だとブラバンやチア応援があって賑やかなのですが、こういう大会はそれも無し。なので非常に静かなスタンドです。
逆に言えば「野球観戦に集中できる環境」になりますがね。試合中は選手の声、ミットの音、打球音、走塁音、観客の声援などがすごくよく聞こえます。「野球の原風景」と言えるかもしれません。
この試合も6回まではこう着状態。「0-0」のまま進みます。
「またタイブレークになったりして・・・・」と思うほど点が入りませんでした。
しかし7回表、ついに試合が動きます。
それまでチャンスを逃していたJFEが押し出しをきっかけに一気に4点先制。
その後もスバルの繰り出すリリーフ投手を攻めて追加点を奪い突き放しました。
スバルも追いすがろうとしますが、点差は開くばかり。結局JFEが勝ちました。
試合途中からは結構風が強くなり、暑かったのが一転して肌寒くなりました。まだまだ春は天候の急変がありますね。油断大敵。
個人的に好きな光景。
選手が自分たちでグランド整備をする姿はいいものです。
NPBで時々グランドの土を蹴り上げたり、やたらと唾を吐く光景を見ますが、あれは嫌ですからね。「自分たちで整備したらちょっとは意識が変わるんじゃないか?」と思えますが。
本当は第三試合も見たかったのですが、第一・第二試合が社会人野球にしては時間が長かったので時間切れ。これは第三試合に出る予定の「伏木海陸運」のバス。ちなみに対戦相手は「三菱重工名古屋」でした。
結果は11-1で三菱重工名古屋の勝利。(Aブロックリーグ戦)
時間と交通費を掛けてわざわざ遠出。そして人気や知名度の低い野球を見る。
目的の一つに「野球場を一箇所でも多く開拓したい」というものがあり、それが一番大きな理由ではあります。
しかしそれ以外に「色々な野球を見て視野を広げたい。そしてせっかくSNSに登録したのだからそれを伝えたい」というのも今の自分を突き動かしている大きな要因です。
昔だったら「体調が悪いから今回は止めておこう」ということも多かったのですがね。(苦笑)
出来なくなる日が来るまでは続けたいものです。
<追記>
その後、JFE西日本が大会優勝を飾りました。これで秋の日本選手権出場が決まりました。おめでとうございます。
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