高圧送電線が上空を通過する野球場・その２　（萩谷球場）

今回大学野球を観戦した高槻の萩谷球場。

ずっと以前にも書いたことがありますが、ここには他所では滅多に見られない光景があります。

グランドの上を通過する送電線です。写真で分かるように右中間からレフト上空にかけて送電線が通り抜けています。

私もあちこちの野球場に行きましたが、このような光景は未だにここ以外では見たことがありません。（草野球場などは除く）

元々ここは高槻市の北部のかなり山手にあります。

公共のルートとしてはＪＲ摂津富田（せっつとんだ）駅から市営バスに乗車。２０～２５分程度で公園入口に着き、そこから数分歩くというものです。

バスはおおよそ一時間に一本。途中から「山間部運賃」が適用されるというやや厳しいルートになります。

上の写真は公園入口から野球場へ向かう道中のもの。かなり山手にある公園ということがお分かりになるでしょう。（山奥と言っていいかも）

ちなみに行きはずっと下り坂なので楽ですが、そうなると当然帰りはずっと上り坂になるわけです。歩くのが苦手な人には少々キツイかもしれません。

球場最上段からはこのように変電所が見えます。

夜のこの辺りはどんな様子なのでしょうね。（汗）

ところでスタンドから左中間方向に目をやると背後に色とりどりの物が見えます。

これは子供用の巨大な滑り台でした。写真ではわかりにくいですが、実物はかなり大きいです。この日は平日で少なかったのですが、親子連れで遊んでいる光景が見られました。

公園の規模としてはかなり広いです。

もしかしたらＢＢＱが出来る場所があるかもしれません。

かなり辺鄙な場所にある野球場。

なので現在のところ高校野球では春と秋の大会が一部開催される程度です。

でももし将来的に大阪府下の野球場不足が発生すればここで夏の大会が行われる日がやって来るかもしれません。

そして大学野球でも下部リーグの試合のごく一部が開催される程度。

正直自宅からは遠くて不便です。

そんな場所に訪れるのはやはり野球が好きだからです。

さすがに高齢になったらここへは来られません。行けるのも今の内。

「おや、久しぶり。また来たんだね」

「どうもご無沙汰です」

怪しい独り言。（苦笑）