坊ちゃん決戦 その2 (四国リーグ1部の続き)
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Mr.black
2012年05月14日 12:24 visibility444
四国六大学の加盟6校がそろい踏みする最終節「坊ちゃん決戦」。
ひとつ前の日記の通り、第1試合は高知大、第2試合は鳴門教育大が勝ちました。
そしてこの日の第3試合、これがいわばメインイベント。リーグ優勝が決まる大一番でした。
カードは「松山大ー四国学院大戦」です。
大学野球の各リーグは力が拮抗した戦国状態のところもありますが、よくあるケースはどこか1校が飛びぬけて強いか、または2校で毎回優勝を争う「2強4弱」状態であることが多いと思います。(特に地方リーグほどその傾向が強いようにみえます。)
この四国六大学は現状では1強、または2強状態ではないかと思っています。
その突出した強豪、それがこの四国学院大です。通常は略して四学(しがく)と呼ばれているようです。ここまで5季連続で優勝しているというリーグの絶対王者。
エンジ基調のユニフォーム。胸には2段で「SHIKOKU GAKUIN」とマークが入っています。
番号が右わき腹の方に配置してあるのは面白いデザインです。左の「GAKUIN」の下に番号を入れると左側だけがゴチャゴチャしてバランスが悪いからなのでしょう。
ユニフォームのデザイン好きな私にとっては興味深いパターンです。
対する松山大。四学の連覇を許してはいるものの、ここも2強のひとつ。何とか連覇をストップさせたいことでしょう。
ユニフォームは濃紺縦じま。縦じまの間隔が広く、日本代表ユニに近いデザインです。
胸には筆記体で「Matsuyama」と入っています。
それまでの2試合は観客は少なく、応援団などはいなかったのですが、優勝が懸かった試合であることと、地元開催であることとで松山大の応援席は人が多かったです。
(なお、四国学院は香川県の善通寺市に学校があるようです。)
手前が松山大。奥が四国学院。
前日の第1回戦は四学が勝っていました。なのでこの試合でも四学が勝てば優勝が決まります。松山大としては勝ってタイにし、翌日に決戦を持ち込みたいところです。
しかし試合は意外な展開になりました。1回から四学の猛攻。いきなり3点を先取します。
これは四学のトップバッター岩田選手。マイヤキューさん一押しの選手でした。バッティングセンスが非常に良く、小柄ながら結構パンチ力もありました。また、足もかなりのもの。文字通り切り込み隊長ですね。
これでもっと身長を含む体格が良ければ更に上のレベルで野球が・・・・・とも思いましたが、さて今後どのような道を歩んでいくのでしょうか?
その後も四学の攻撃は激しく、結果的には7-1のワンサイドに終わりました。松山大はHRによる1得点のみ。いいところがなく敗れ去りました。
これで四国学院大の6季連続、通算20回目の優勝が決まりました。現時点では圧倒的な強さです。
秋には松山大や高知大の発奮を期待したいです。
監督の胴上げシーン。
今回思いがけずに観戦出来た四国六大学。他地域の大学リーグ戦もいいものです。
ちなみにこの日の入場者のマックスは250人だったそうです。入場無料で坊ちゃんスタジアムで3試合も観戦出来るのですからね。お客さんがもうちょっと来てほしいものです。
高校野球に比べると遥かに人気の無い大学野球。でも私は大好きで応援しています。またチャンスがあればどこかのリーグ戦へ・・・・・。
坊ちゃん決戦はこれにて終了ですが、松山遠征記はまだ続きます。
次回は高校野球の話題を。
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