サブ球場とは思えない (マドンナスタジアム)

  • Mr.black
    2012年05月19日 17:04 visibility5369

松山中央公園には野球場が2つあります。

メイン球場が「坊ちゃんスタジアム」。そしてサブ球場が「マドンナスタジアム」です。通常野球場が同じ敷地に隣接している場合は下記のようなケースが多いと思います。


1.サブの方がグランドが狭い。

2.サブにはスタンドは全く無いかまたは百人~千人レベルの小さいスタンドしかない。

3.サブには照明塔が無い。

4.サブでは硬式は使えない。(軟式やソフトのみ可。)

5.サブのスコアボードは手動式。

だいたいはこんなものでしょう。


しかしこれらの常識を覆すスタジアム。それが「マドンナスタジアム」です。

 


通常ではありえないネーミング。もちろん小説「坊ちゃん」に由来するものですね。

坊ちゃんスタジアムの北側に位置しています。

 


上記の5か条をチェックすると

1.グランドは坊ちゃんスタジアムと同じ広さ。(両翼99.1m センター122m)

2.スタンドは2,000人収容。

3.照明塔は4基あり。

4.もちろん硬式OK。

5.スコアボードは磁気反転式。


つまり「常識を覆すほど立派なサブ球場」であるということです。

 


内野スタンドは背もたれこそ無いものの、全て個別席です。座席の色が濃いめのピンクというのが「マドンナ」らしいですね。

小さな屋根までつけてあります。

 


この日は草野球で利用されていましたが、四国アイランドリーグの「愛媛マンダリンパイレーツ」の公式戦が行われるくらいの仕様です。

 


愛媛の監督は星野おさむ氏(阪神・近鉄)。

コーチは吉岡雄二氏(巨人・近鉄など複数)、萩原淳氏(オリックスなど複数)です。

 


外野は人工芝。スコアボード越しに坊ちゃんスタジアムが見える眺めはなかなかいいものです。

しかしながら贅沢な公園ですね。ここにも愛媛の心意気が感じられます。

 


外野は芝生席。

大阪だったらこの球場がメイン球場であっても不思議ではありません。(涙もの)

 


外周は1周約500mということで走る距離が計測しやすいです。そういうこともあって球場の周りを走るランナーがいました。


ところで球場正面で「マドンナスタジアム」の文字をバックに妻と交互に撮影をしていたら通りがかった草野球プレーヤーの方が二人並んだ写真を撮ってくださいました。グランドの写真で青いユニフォームを着ているチームの選手でした。

「いい人~!」。(←「おお振り」の三橋くんみたいなセリフ。笑)ありがとうございました。

今回はこんな感じで出会う人出会う人ごとに親切にしていただきました。本当にいい旅でした。


これで訪問球場の数はついに98箇所になりました。目標まであと2箇所。難しいと思っていた今期での達成がどうやら見えてきました。

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