四国アイランドの海外遠征ついにスタート
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Mr.black
2015年06月11日 15:43 visibility322
創立11年目を迎えた今期、北米遠征という大勝負に出た四国アイランドリーグ。その試合がついに始まりました。
手始めは「セントポール・セインツ」との親善試合。この試合、相手はセインツの選手だけでなく現地の大学生選手も混じったチームです。結果は6-0でアイランド側の勝利。
しかしこれはいわば小手調べであり、現地時間の6月12日に行われる「ニュージャージー・ジャッカルズ」戦からが本当の勝負になります。
新聞その他の報道によると「四国全体の人口減少が加速し、地元密着だけではいずれ行き詰る。より大きな市場を求めて大勝負に出た」とされています。
地方は都市部以上に人口減少が深刻。先日高知に入団した藤川球児投手も「四国で野球少年の数が減っている」ことに触れていました。
それを考えると今回の思い切った手段も納得ではあります。ただし私的に気になるのは6月・7月の四国内での運営。
現時点では6月下旬に国内に残った選手達でオープン戦などが若干数組まれている程度。
7月にいたっては日程が出ていません。後期リーグ戦は8月スタートです。
野球シーズンに2ヶ月も空白期間が出来るのは少々心配です。
私自身、シーズン前には6月頃に四国遠征をと考えていたのにこの北米遠征のブランクの影響でプランを変えました。
「市場を広げる、新たな道を作る」、というのも重要ですが、これまで築き上げた地元との繋がりが希薄になってしまっては本末転倒でもあります。
このバランスをどうするかは難しいかじ取りになるかもしれません。
6月・7月のブランクがあまり大きくならないように様々な交流戦や練習試合、場合によっては少年野球教室開催などのイベント的なものを四国四県で行うことは必要になるでしょう。
リーグ側もそのあたりおそらく考えてはいると思いますがね。無策ということはないでしょう。
でもこういう風にリーグの行く末を気にしている人間がここに居るということも書き記しておきたいな、と。
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