京都アストドリームス　初優勝

一昨日のことになりましたが。6月3日、西京極球場（わかさスタジアム）にて女子プロ野球「京都アストドリームスVS大阪ブレイビーハニーズ」が行われました。

初優勝までマジック「1」としていた京都に今期新設された大阪が挑むという大一番でした。

 

（今期から選手の表示が名前になりました。姓は覚えているものの下の名前はごく一部の選手しか記憶になく、少々てこずっています。汗）

 

京都の先発は宮原投手。昨年はあまり活躍出来なかったものの、入団当初から投打に抜群のセンスがあり、周囲からは「未完の大器」と言われていたようです。その素質が今期開花しました。この日は5番で投手。

 

試合の写真が粗いのでこちらのノボリをご覧ください。

（ユニフォームは2パターンあり。これは昨年までの紫基調のデザイン。今期は白基調のユニが新調されてメインに。紫ユニはセカンドユニになっています。）

 

こちらは大阪BHの先発、田中碧（みどり）投手。昨年までは兵庫に在籍。大阪が新設されたことにより供出されました。

 

こちらもノボリでチェック。見づらいですが、大阪は白地に黄色の縦じまユニです。（なお、縦じまは上半身だけ。）

 

序盤は宮原投手が不調。そこにつけ込んで大阪が3点先制。盛り上がる大阪ベンチ。

 

大阪の応援団。「みつばち隊」というようです。私は大阪の試合は今回が初観戦。

 

田中投手と同じく兵庫から移籍した小西美加選手。女子プロ野球を代表する選手です。エースですが、前日投げているのでこの日は4番サード。いつもながら貫録あるこの姿。（笑）

 

兵庫→京都→大阪と3球団渡り歩いた小久保選手。投手もこなす強打の外野手です。抜群の野球センスの持ち主。

かつて兵庫で小西（美）・川保・小久保で「3K」と呼ばれていましたが、今期はそのうちの「2K」が大阪に揃い、ルーキーの小西つどい選手とで新たな「3K」を構成しています。

ところでこの大阪のヘルメット、かつてのダイエーホークスの「ガッチャマンヘルメット」を連想します。

 

先制された京都ですが中盤反撃。その口火はやはりこの二人。京都の誇る二枚看板、3番三浦伊織選手（手前）と4番川端友紀選手（奥）。

 

元テニスプレーヤーだった三浦選手。この独特な構えから左右にヒットを放ちます。

一見変わった打ち方ですが、実際に見ているとタイミングを取るには理にかなっているように感じます。打撃に試行錯誤している方は彼女の打撃を見てみるのも一案だと思います。

 

チームの主砲であり、リーグのアイドルでもある川端選手。

お兄さんはヤクルトの川端慎吾選手です。日本初の兄妹プロ野球選手。

 

中盤反撃して逆転した京都。結局7－4で勝利。3年目にして初めての優勝です。

その瞬間マウンドで万歳のリリーフ河本投手。2代目キャプテンです。（初代は背番号10の大倉選手。）

 

 

 

歓喜の京都アストドリームス。しかしリーグは2シーズン制です。

佐々木恭介監督（近鉄OB）も「まだ半分しか達成していません。これからです」とコメント。

後期には大阪、そして兵庫の巻き返しを期待しています。そしてリーグ初の優勝決定戦を秋に観たいものです。

（なお、大阪の監督は阪神OBの福間納氏。）

 

既に固定ファンはかなりの数になりました。観客数は発表されませんでしたが1，000人は超えていたと思います。この灯を消さないように選手・球団の今後の健闘・努力を祈念しています。

また、観客もどんどん来てリーグを支えて欲しいです。

なかなか休みと日程が合わせられませんが、またいつの日か観戦に訪れます。

 

おまけ。大阪ブレイビーハニーズのマスコット。公平に見て3球団の中では一番かわいくて完成されたキャラクターだと思います。

名前はまんま「ハニーちゃん」。（笑）

前に持っているのは小さな太鼓。