光の球場

先日女子野球を観戦した西京極球場（わかさスタジアム京都）は阪急京都線「西京極駅」のすぐ近くにあります。

この日はナイターだったので試合後の駅ホームからはこのように照明の明かりがよく見えました。

正に「光の球場」です。

そしてこの光景を眺めながらあることを思い出しました。かつて東京都荒川区にあった「東京スタジアム」。

東京オリオンズ（現：千葉ロッテマリーンズ）の本拠地だったのですが、このスタジアムが「光の球場」と呼ばれていました。

その理由は当時のスタジアム周辺がいわゆる下町で木造平屋建て、もしくは2階建てくらいの低層住宅が多かったため、ナイターの照明が遠くからでも見えていたからです。

私は東京スタジアムが存在する頃には現地に行けませんでしたので確認不能なのですが、最寄りの「南千住駅」からも見えていたらしいです。

南千住駅と東京スタジアムの距離はこれほど近くではありませんが、もし本当に駅のホームから照明が見えていたとしたら野球好きにはたまらない光景だったと思われます。

東京スタジアムは私が子供の頃に閉鎖・解体されてしまい、実際に見ることは出来ませんでした。

でも今回西京極球場の照明を眺めながら「光の球場は今でも全国各地に存在する。東京スタジアムが消えたのを惜しむ気持ちがあるのならばせめて今ある球場を大事にしなければ」と思いました。

（なお、東京スタジアム跡地には2年前にマイヤキュー様の案内で行くことが出来ました。感謝。跡地は現在は荒川区スポーツセンターなどになっています。）

この日は完全な満月ではありませんでしたが、お月様が球場から丸く鮮やかに見えていました。

野球場はやっぱり屋外型がいいですね。お天気に悩まされますが。