甲子園を狙うキリスト系高校

先日浜松球場にて高校野球静岡大会を2試合観戦しました。（2回戦）

第一試合は「御殿場ー聖隷C戦」でした。

 

1塁側「御殿場高校」。県立校です。（「ごてんば」と読みます。）

濃紺（黒？）基調のシンプルなユニ。胸マークは漢字で「御殿場」。

記憶間違いでなければずっと以前に「御殿場西高校」が甲子園に出たはずです。野球が盛んな地域のようです。

 

 

大阪では見られないブラバン応援。やっぱりいいですよね。

思いっきり華やかにしろ、とは言いませんが賑わいがある方が観戦気分も盛り上がるのは事実です。

 

3塁側「聖隷（せいれい）クリストファー高校」。校名でおわかりでしょうがキリスト教系の私学です。

浜松市にある中高一貫校のようですが、大学もある？

 

 

ユニフォームは結構派手でした。

このユニの色は表現が難しいです。水色・グレー・薄紫をミックスしたような色とでも言えばいいでしょうか？（ブルーグレーとは微妙に違う色合い。）

そして胸には赤の筆記体で「Christopher」とマークが入っています。帽子も赤で「SC」。

帽子・シャツ・ストッキングは濃紺基調です。

 

この聖隷C高校、今回シード校にこそなっていませんがかなりの力を持っています。

今大会もダークホースながら勢いに乗れば優勝も狙える可能性を秘めているようです。

 

この日の試合では3－1で聖隷が勝ちました。そして現時点では続く3回戦にも勝っているようです。

見た印象では圧倒的な強さで勝つのではなく、データをもとに戦略を立てて巧みに勝っていくチームという雰囲気でした。もちろん素材のよさそうな選手はいましたが、個々の力ではなく総合力で相手を倒すチームに思えます。

「いつの日かこの学校が甲子園にやって来るのでは？」と感じさせました。はたして私の予想は当たるのかどうか？

 

 

聖隷C高校はブラバンだけでなくチアガールも大勢いました。地元というのを差し引いても凄い応援団でした。

甲子園に賭ける学校の情熱を感じました。

 

勝つ者がいれば必ず負ける者がいる。勝負事の決まりごととはいえ、負けた学校の姿を見るのは切ないです。

しかし私は毎回こういう時「負けて学ぶことの方が多い。その学んだものを無駄にしないように今後を生きて欲しい」と思いながら見つめています。

第二試合は次回にさせていただきます。

 

最後におまけ。

上が静岡大会のチケット。600円でした。結構凝ったデザインです。

下は大阪大会のチケット。700円なり。（いい話の後でいきなり下世話な話。苦笑）