女子プロ野球 首位攻防戦
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Mr.black
2015年10月02日 10:22 visibility1347
今回の埼玉遠征のきっかけは女子プロ野球「埼玉ー京都」の3連戦でした。
後期リーグ戦は遠征前の時点で1位京都、2位埼玉。ゲーム差は2.5。埼玉が3連勝すれば首位が入れ替わるという両チームにとっては大事な首位攻防戦だったのです。
↑ 所沢航空球場での第1戦は埼玉の勝ち。
翌第2戦は私は高校野球ハシゴ観戦に行ったので見られませんでしたが、埼玉が勝って2連勝。ついに京都とゲーム差0.5にまで迫りました。
そこで第3戦を再び観戦。会場は所沢ではなく市営浦和球場でした。
負ければ首位明け渡しという土俵際の京都フローラ。
必勝を期してエース植村美奈子投手が先発。第1戦では不本意な投球でKOされましたのでリベンジ登板です。
後期優勝を目指す埼玉アストライア。
こちらも3連勝と首位浮上を懸けて渚(半田渚)投手が先発。第1戦と同じ顔合わせでした。
前回は渚投手にうまく打ち取られ凡打の山を築かされた京都。
しかしこの日は慌てずじっくり攻めました。すると3回に中1日の疲れがあったのか渚投手の投球が狂い始めます。ヒットと四死球で押し出し。1点を京都が奪います。
渚投手が本調子でないと判断したか埼玉は早めの継投。しかし二番手大田投手がまたも崩れて0-4と劣勢になります。苦戦に円陣を組む埼玉。
3番手には中島梨紗投手が登板。プロ在籍年数は短いもののアマ時代の実績からコーチを兼任する選手です。サイドからの変化球が売りの巧投手です。
右は辻内コーチ(元・巨人)。
リードした京都は最後に塩谷(しおや)千晶投手がリリーフ。しっかり抑えて4-0で逃げ切り、首位を守り切りました。
勝利してホッとしたのか笑顔が溢れた京都の選手達。
余談ですが写真左の3塁塁審は女性でした。女子プロでは時々女性審判を見かけます。
京都の「勝利の舞い」。(勝手な命名です。笑)
埼玉よりも選手のノリがいいように思えました。
ヒロイン・インタビューは植村投手(右)と金山選手。
↑ 正式には「シンデレラ・インタビュー」という呼称です。
植村投手は1安打に抑えました。これで13勝目。ハーラーダントツのトップです。
女子プロ野球を応援するのは「少子化の昨今、野球人口減少を防ぐためには女性の野球参画が絶対に必要」と思っているからです。
かつては「未来が見えない」ということで、中学・高校・大学のどこかで野球を断念していた少女・女性たち。しかし今はプロ野球が存在するので「野球を続けて行く先の未来がある」のです。これがリーグの基本的な考えでもあります。
写真のスピードガンコンテストをしているのは全て女子。ずっと野球に関わっていて欲しいものです。
この日は地元の温泉施設で働くアイドルグループ(左の5人組)も来て試合前に歌ったり踊ったりしていました。
よく知りませんが、温浴施設で働く娘たちのユニットみたいです。
名称は「OFR48」。(オフロ、ですね。笑)
自称48歳まで加入OKとのこと。
始球式もこのアイドルグループの一人が務めました。
今回残念だったのは写真右の投手(16番)が見られなかったこと。
彼女は磯崎由加里投手。2012年の女子野球W杯ではジャパンのエースとして世界一に貢献、見事MVPに輝きました。2014年のW杯ではやや調子を落としており本来の活躍は出来ませんでしたが、「プロでどんな投球をするのか見たい」と思っていたのです。
いつかチャンスがあれば球場で実際に投げるところを見たい投手です。
左はこの日3番手で登板した中島投手。
前期優勝し、後期も現在のところ首位の京都フローラ。昨年に続く連覇はなるでしょうか?
京都の監督(左)はかつて兵庫スイングスマイリーズでセンターだった新原千恵監督。俊足・好守・好打の選手でした。
創成期のプロ選手たちが徐々にこうやって指導者への道を歩み始めています。これも大切なことですね。女性の指導者が育たないと女子野球の発展は難しいですから。
右は朝井コーチ(近鉄~楽天~巨人)。
埼玉の監督はこちらも元プロの川保麻弥監督。兵庫~埼玉で捕手としてプレー。兵庫では初代キャプテンを務めました。攻守ともにチームの中心的な選手でした。
試合後の選手によるお見送りシーン。
写真は佐藤千尋選手。とあるマイヤキューさんのお気に入り選手です。(サービスショット。)
チケット3種。
一番上は所沢でのチケット。ゲームスポンサーが付いていたみたいで、そこの会社のキャラらしきものが右端に印刷されていました。
中央は普段のチケット。(浦和での物)
一番下は浦和の売店で買い物をしたらサービスでくれた無料チケット。でももう今期は行く機会はありません。(涙)
入場料は当日一般は1,000円です。(前売りは900円)
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- 事務局に通報しました。
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